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  6. 「生きづらさ」について~貧困、アイデンティティ、ナショナリズム~
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 6件

「生きづらさ」について~貧困、アイデンティティ、ナショナリズム~

著者 雨宮処凛 (著) , 萱野稔人 (著)

多くの人が「生きづらさ」をかかえて生きている。これは現代に特有のものなのか? 不安定な労働や貧困、人間関係や心の病など、「生きづらさ」を生き抜くヒントを探っていく。

「生きづらさ」について~貧困、アイデンティティ、ナショナリズム~

税込 748 6pt

「生きづらさ」について~貧困、アイデンティティ、ナショナリズム~

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.6

評価内訳

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「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム

2009/03/05 00:15

みんな自分の問題として捉えて欲しい

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 雨宮処凛さんと萱野稔人さんの対談本。処凛さんの名前はよく出てくるけれど、どういう人なのか知らなかった。イジメ体験やバイトでの切捨てから、リストカットやオーバードーズ(薬を大量に飲む)をするほど、つくづく「生きづらさ」を感じたからこそ、今の活躍があるのだなぁ。私は「死にたい!!」と叫んだことはあるけれど、実践まではない。それでも、処凛さんが感じた「生きづらさ」は私もひしひしと味わいました。離婚してからの「先の経済的不安」と「冷笑」。経済的な不安はとりあえず年金もらえるまでの最低生活は何とかなりそう。「ケチケチ生活なれど心は豊かに」を心がけて。難しいんだけれどね。経済と心は連係もしているから・・・「冷笑」の方は、「去るものは追わず」「なるべく近づかない」ことで対応かな。そのせいで場が狭まることもあるが、その分開拓もできるから・・・
 「反貧困」同様、この本を読めば今の日本の現状が理解できる。未来に確信的ではないにしろ、光明も見えてくる。カタカナが多いのには苦労するが・・・インディーズ系メーデー(既存のとはちと違う明るく色んな人も参加できるのかな?)、メンヘラー(精神的に傷ついている人?)、ルサンチマン(八つ当たり?人を痛めつけることによってやっとこさ自分の価値を認められるという人)・・・
 萱野 おそらく精神的な「生きづらさ」と社会的・経済的な「生きづらさ」って、どこかで重なっているんですよね。たとえば貧困におかれた人ほど鬱になりやすいとか。もちろん両者は完全に一致するわけではありませんが、でも重なっているところもあるからこそ、雨宮さんは精神的な「生きづらさ」から社会的なものへと問題の範囲を広げてきたわけですよね。
 萱野「生きづらさ」って、つねに二つのレベルで生じるものですよね。一つはもちろん物質的なレベル。つまりカネがないということです。カネがないと何をするにも不自由だし、まともな衣食住を確保することだってむずかしくなる。先々の生活に対する不安をつねにかかえて生きなくてはいけません。 もう一つはアナデンティティのレベルですね。つまり、社会からまともに扱われない、自分の存在を認めてもらえない、居場所がない、といった状態です。こちらのほうも相当つらいですよね」。
 以前勤めていた会社でよく言われていた「替えはいくらでもいるんだ」。これって人間性とか経験とか信頼関係とかをまったく無視した台詞だよね。新自由主義の発想そのもの。社内の人間関係がガタガタでした。
 今、思っても、「労働組合」にしろ、「女性問題家」にしろ、就職に関してはクソの役にも立ちませんでした。生きていくために友人の一言ではずいぶん助けられましたが・・・時給付のボランティアでは、「失業中で・・・」といった途端「フン」と言われ、ハローワークでは「誰かに養われているんでしょう」なんて、頓珍漢なことを言われたり・・・
 門前払い、排除、無視、シカト。最低限のマナーさえ日本にはなくなってしまったように見える。弱いものには生きづらい世の中。でも、弱いもの同士は手をつなげられるものだとも気付いたよ。
 処凛さんが右翼に入った途端、リストカットをやめられたそうだ。日本という国に誇りを持つことによって、アイデンティティを持てたから、らしい。だから、右翼の人に軽々しく説教を垂れてくれるなと・・・さらに、ネットカフェ難民になれば、右翼までもたどり着けないって。若い人たちもそんな余裕もない生活に追い詰められているんだ。
 「その人自身にもダメなところはあるでしょう。だけど、すべて「個人の責任」ではない。私もずっと自分を責めてばかりいたら、最終的には自殺するしかなかったと思うので、右襲団体との出会いは大きなことでした。だけど、やっぱり長続きしないんですね。要は自分の生きづらさをごまかしているわけですから」・・・人前で演説をしたり、動いていたからこそ処凛さんは自分で気付いたというわけだ。
「 構造改革を要求するアメリカからの圧力と、それによって利益を得ようとする日本側の流れが結びついて、いまのような不安定な労働環境ができてきました」のも含め、労働問題・社会問題にね。
 右翼と左翼の違いは、「憲法と天皇。あとはファッションセンスの違いでしょうか(笑)。右翼はベルサーチとかが好きで、左翼はラフなというか、貧乏くさい格好をしていますよね(笑)。だから、憲法、天皇、あとちょっと服も違うみたいな」ですって。私には、憲法についても天皇についても、右翼左翼双方とも内部の意見がばらばらで、天皇の人権を考えたら、廃止なんて右翼もいるんじゃぁないかなぁ。私と一緒で。となると違いはファッションのみ。貧乏くさい格好の私は、左翼なのかなぁ。今、どちらかに分けること自体無意味な気がする。
 実際、インディーズ系のメーデーには、引きこもりやメンヘラー、右翼の人も参加しているとか。「生きづらさ」を感じている人がみな集まってくる。宣言がいいなぁ。読むと元気が出てくるよ。
 雨宮 もともとフリーターの労働運動であるフリーター・メーデーに、なぜニートや引きこもりが合流してきたかというと、まず彼らが「これは自分たちの問題だ」と気づきはじめたことがあると思います。そしてもう一つ、フリーターも引きこもりも、「このままでは餓死するんじゃないか」という同じ危機感、貧困という共通の問題にたどりついたということもあると思うんです。
そして「金持ち以外、全員こっちにこざるをえない。生きづらいというのは多数派なんです」。はい、私もそのひとりです。自分の問題かつ、みんなの問題でもある。金持ちだって、「心豊か」とはとても思えないんだな。むしろ、不安を私たち以上に感じているから金をかき集めているように思える。「はないちもんめ」を思い出すね。遊んでいたら、いつの間にかみんなこっちに来ちゃったりして・・・変えよう、日本。みんな生きることが楽しいと思える国に。みんなにとっても「自分の問題」なんだよ。

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良いですね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

若かりし頃はきっと誰もが感じるであろう生きづらさですが、それを知らないうちに消えてしまった一過性のモノとしてではなく、長い間抱え込みながら息も絶え絶えに人生を歩み続けている方々がいるのは忘れません。

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昔の本ですが

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はらみ79 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロスジェネの生きづらさを語る本です。
10年以上前の対談なので、今はもう活動していない機関に言及したり等、情報としては古いですが、生きづらさの要因を全編にわたってとことん言語化しているので、今生きづらい人にも良いのでは

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