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2件
市民政府論
誰のための国家か? 何のための国家か? 人は生まれながらにして生命・自由・財産を守る権利があり、国家の成立は、この人権を守るための人々の合意に基づく。王権神授説を否定し、最高権力を人民の信託によるものと説く社会契約思想は、のちのアメリカ独立宣言、フランス革命を支える理念となった。自由、民主主義を根源的に考えるうえで必読の書である。
市民政府論
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市民政府論
2018/06/26 07:44
誤解に満ちた社会契約論の代表者
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はあまりにも有名すぎて読まずに知っている方が多くいる。学校の教科書や哲学史ではその概要が必ず紹介される。しかし、それらの紹介文や概要が実は世間でロックの主張を歪曲させている。むしろニュアンス的にも内容的にもその歪曲された内容は間違っていると言っても過言ではない。政府(社会・共同体・国家)と個人との関係を見直すための一冊である。
市民政府論
2020/03/17 18:02
わかりやすい。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:19692019 - この投稿者のレビュー一覧を見る
岩波文庫の訳文が難渋なものであるから、本書のわかりやすさがきわだっている。
人間知性論もこなれた翻訳が出ないものか。