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虫めづる姫君~堤中納言物語~
風流な貴公子の失敗談、「花を手折る人(花桜折る中将)」。年ごろなのに夢中になるのは虫ばかりの姫、「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」。一人の男をめぐる二人の女の明暗をあぶり出す「黒い眉墨(はいずみ)」……。無類の面白さと意外性に富む11編が、躍動するみずみずしい訳文で蘇ります。平安朝後期の物語文学に潜む普遍性――恋、ユーモア、悩み、人々の感情の行方――を、訳者による書き下ろしエッセイとともに!
虫めづる姫君~堤中納言物語~
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虫めづる姫君 堤中納言物語
2019/01/22 00:18
訳者エッセイがうれしい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて光文社古典新訳文庫を読んだが良かった。
堤中納言物語は大学受験の古文で読んだぐらいで大した予備知識もなかったが、何となく興味があったので購読。
花を手折る中将、虫めづる姫君、ぐらいは知っていたが、他は初めて。
読みやすくかつ丁寧な注釈でスラスラ読めた。
物語自体は恋愛ものの短編集。よく言えば余韻を残す感じだが、ちょっと尻切れトンボに感じるような話も。。。
これ自体は千年前からの古典なので仕方がないが。
各話ごとに訳者による解説のようなエッセイがついているのが良い。
このエッセイにより、改めて本文を読み返してみて、新たな気付きが得られたりする。
この訳者が良かった、ということなので、他のこの文庫シリーズが全部良いかは分からないが、他のシリーズも読んでみたくなった。
虫めづる姫君 堤中納言物語
2018/08/04 18:33
面白い!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リョウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「古文かあ…とっつきにくそう…」と思われるかと思いますが、全て現代語訳されていて読みやすいです。
加えて、それぞれの話の後に、訳者による解説もあって、そこも見どころです。
虫めづる姫君 堤中納言物語
2017/02/09 15:07
古典に目覚めそう・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:zuzuzoo - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても読みやすかった。
古典入門編として最適!?