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聊斎志異
中国清代の作家蒲松齢が、科挙に落第しつづける中、古来の民間伝承などをもとに豊かな空想力と古典の教養を駆使し、仙女、女妖、幽霊や精霊、昆虫といった異能のものたちと人間との不思議な交わりを描いた怪異譚。目の中に住みついた小人同士の会話、愚鈍なイケメンのドッペルゲンガー、金持ち狐の復讐、菊好きな男に惚れた菊の精、仙術修行は壁抜けの術、酒好き幽霊の恩返し、美女幽霊二人の誘惑に負けなかった男など43篇を収録。
聊斎志異
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聊斎志異
2021/02/11 12:37
教科書には出てくるけど
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
蒲松齢の『聊斎志異』と言えば、世界史の教科書に良く出てきますが、内容はよく分からない人が多いです。全訳は角川文庫から出ていますが(全4巻)、特選版はちくま文庫などからも出ています。今回、光文社古典文庫から神薬で特選版が出ました。トットも読みやすいです。お勧めです。