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ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~
著者 J・D・ヴァンス(著) , 関根光宏(訳)
2016年、無名の31歳の弁護士が書いた回想録がアメリカでミリオンセラーとなった。「ラストベルト(錆ついた工業地帯)」と呼ばれる、かつて鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自らの家族も含めた貧しい白人労働者階級の独特の文化、悲惨な日常を描いた本書は、トランプ現象を読み解く一冊として世界中でセンセーションを巻き起こす。2020年、ロン・ハワード監督によって映画化もされた歴史的名著が、文庫で登場!
ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~
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ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち
2023/01/25 13:24
慎重に扱うべきものでもある
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
外国人がイメージするアメリカ合衆国とは違うアメリカを描き出す自伝。構造的に生み出され続ける白人貧困層の生活がわかるが、著者によるバイアスも強く働いてもいるので、あくまで情報の一端として慎重に扱うべきものでもある。
ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~
2024/07/30 05:21
ラストベルトと言われる地域に住む人々
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒルビリー(田舎者)レッドネック(首筋が赤く日焼けした白人労働者)ホワイトトラッシュ(白いゴミ)と呼ばれる階層出身の著者が自身の体験を書いた本
日本にいると肌感覚で理解できない部分が多い。
その理解できない部分がアメリカの分断の深層なのだと思う
トランプかハリスかどちらが勝利するにしてもアメリカの分断問題は避けて通れない大問題だと思う