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7件
死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~
著者 田坂広志
死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。
死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~
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死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説
2023/01/21 18:17
「科学」と「宗教」の”融合”
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Gansan - この投稿者のレビュー一覧を見る
最先端量子化学「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」と仏教「法華経」の生命論があまりにリンク(というかほぼ同じ!)していて驚いた。そう考えると、量子化学なんてまだ何ももない時代(紀元1世紀末~3世紀)に”宇宙生命”という壮大なスケールの生命哲学思想を築いた釈尊はすごい。それが時代を経て、科学が発達し、どんどん、あらゆる事が研究され、証明され、証拠(evidence)として示されてきた。これからも、様々なことが明らかになってくると思うが、”生命”、”宇宙”という壮大すぎるテーマの果てしない旅となる研究は、最先端量子化学と法華経の融合により、さらに明らかな事実、そして、我々人類にとっての進むべき道が示されるのだと思う。
死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説
2022/12/17 17:24
大胆に死生観の自論を著した1冊です。
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者ご自身の死生観のあり方の自論を展開した1冊です。
あくまでも自論で、当書で書かれている自論が正しいかどうかは分かりません。ですが、下手なオカルト話よりはまともだと思います。
なんでも科学が優先される社会に辟易していたので、科学者の著者が死生観の自論を展開する当書には共感する点もありました。しかしながら、大胆な仮説を考えたなと思いました。
読み物としては十分面白いです。
死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説
2022/12/16 21:50
死を考え見つめる
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
孫が生まれてから、自分の死を直視すべき時を迎えていると思っていた。そして、この書は、詩は存在しないという。死とは何かと問い、その問いの答えを求めることは、私とはなにかと問うことに等しい、と。死を迎えることにより、その肉体は消滅するが、その自意識は、ゼロポイントフィールド仮説に基づいて、宇宙意識というもの相当するものに、組み込まれ記憶されるという。壮大なSFのような、一部、論理の飛躍があるが、納得できる部分も多い話であった。自我としての「私」を守護とする記憶が消え、意識は私を忘れ、すべてを知ることになる。