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10件
ツミデミック
著者 一穂ミチ(著)
【第171回直木賞受賞作!】大学を中退し、夜の街で客引きをしている優斗。仕事中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った――「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれを煙草代に使ってしまった恭一だが――「特別縁故者」 鮮烈なる“犯罪”小説全6話
ツミデミック
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2025/01/05 15:21
短編集
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞作ということで、ハードルが高く、躊躇しましたが、一穂さんの作品は、何作か読んだことがあったので、チャレンジしてみました。
短編集ということで、読みやすかったです。
前半は救いがない話だったので、全編がこういうテイストなのかな?と思いきや、裏切られました。
それだけに、読後感は良かったです。
陰謀論にハマるエピソードは、身近にも居るので、身につまされました。
2024/11/14 09:03
パンデミックを経験したからこそ引き込まれた。
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投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナが流行した非日常で起こる罪。
6つの短編集で、ほっこりする話もあれば不思議な話、ぞっとする話など趣が全然違うので楽しめました。
個人的には、「特別縁故者」「さざなみドライブ」が好きです。
2024/10/24 22:00
意外とおもしろかった
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍とかウクライナ戦争とかで人生や生活に支障が生じた人達(そうでないケースもあるが)の話が6話。 最近はいろいろな人の短編がいくつか入っていて なんかほっこりして終わる、そして後味が悪くもないけどたいして印象も残らないというような本をよく読んいたので、そのような気持ちで読んだらちょっと違っていて。。。 ブラックなところもあるし、ちょっと救いがあるような話もあったり? 読み終わってからもいろいろ考えたりしてしまった。 読みやすく、読み応えもあった。