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旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録
著者 樋田毅
この世に真実を語り残しておきたい――。1992年に統一教会の広報担当になり翌年から1999年まで約7年間にわたって広報部長を務めた大江益夫氏。『彼は早稲田で死んだ』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者が、その生い立ちから60年近く過ごした旧統一教会での日々、そして病を患ってからの心境の変化まで、氏の心のうちに肉薄。霊感商法、日韓トンネル、教団本部への送金問題、赤報隊事件……。大江氏が人生をかけた懺悔。
旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録
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2024/09/29 14:44
紙幅は薄いですが、読み切るのに時間が掛かります。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
元新聞記者の著者が、旧統一教会の元広報部長だった人物に体当たり取材を試み、今は同教会から離れた彼が同協会をどう思っているかについて尋ね、その告白文を新書にまとめた1冊です。
タイトルにもあるように、元広報部長が同教会で犯した罪を懺悔する文面が頻繁に登場します。彼がどうやって同教会に入信したのか、そしてどんな行動をしたのかの経緯が語られています。
手に取れば一目瞭然ですが、当書は新書としてはかなり紙幅が薄いです。ですが、中身は盛り沢山。よって、見た目とは違い、読み切るまでにそれなりの時間が掛かります。
2024/12/30 20:47
いわゆる懺悔録ではない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
90年代に元広報部長だった大江益夫さんを、樋田毅さんがインタビューし、まとめた一冊。
組織の内実や大江さんら幹部がどういう風に統一教会に入ったかなどはよく分かるが、いわゆる懺悔録、暴露本ではない。
一部反省の意を示しながらまだ広報が続いているような印象だ。