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3件
実践理性批判
「人間が真の意味で自分を自由であると認識できるのは道徳法則があるからであり、また自由が存在しなければ道徳的な法則をみいだすことはできなかった。」本書は、思弁的な理性を批判した『純粋理性批判』につづくカントの第二批判書であり、倫理学史上、最も重要な古典である。
実践理性批判2
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実践理性批判 2
2020/05/09 09:18
カントによる三大批判書の一冊で、自由の表明とは何かということが分ります!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、プロイセン王国(ドイツ)の哲学者であり、ケーニヒスベルク大学の哲学教授であったイマヌエル・カントによって著された名著で、『純粋理性批判』及び『判断力批判』とともに「三批判書」と呼ばれています。彼は、批判哲学を提唱して認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらした人物として知られています。光文社古典新訳文庫では、2巻シリーズで刊行されており、同書はその第2巻目です。同書において、「純粋実践理性は、経験からは独立して意志を規定する普遍的な道徳法則をわれわれに与える。すなわち、汝の意志の格律がつねに普遍的立法の原理として妥当しえるように行為せよ」と説かれています。カントによれば、この定言命法が自由の表明であると強調しています。
実践理性批判 1
2020/05/09 09:11
19世紀を代表するドイツの哲学者イマヌエル・カントの三大批判書の一つです!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀のドイツの哲学者イマヌエル・カントの「三批判書」と呼ばれる一冊で、「第二批判」として、1788年に出版された書です。光文社古典新訳文庫では2巻シリーズで刊行されており、同書はその第1巻目です。『実践理性批判』は、「序言」、「序論 実践理性批判の理念について」、「第1部 純粋実践理性の原理論(第1篇 純粋実践理性の分析論・第2篇 純粋実践理性の弁証論)」、「第2部 純粋実践理性の方法論」、「結語」から構成されており、同巻は、第1部の第1篇までが収録されています。同書では、「人間が真の意味で自分を自由であると認識できるのは道徳法則があるからであり、また自由が存在しなければ道徳的な法則をみいだすことはできなかった」と説くカントの思想がよくわかる一冊です!
実践理性批判 2
2020/04/20 18:36
さすが光文社!
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投稿者:ゆきき - この投稿者のレビュー一覧を見る
難解なことで知られる「実践理性批判」ではあるが、光文社古典新訳文庫シリーズのおかげで、格段に読みやすくなっている。しかし、読みやすいというのは浅い「読み」の話。カントが何を言わんとしていたのか、それを考えるのはきわめてむずかしいままだ。