電子書籍
雲は湧き、光あふれて
超高校級スラッガーの益岡が最後の甲子園を前に腰を故障した。監督は益岡を代打で起用し、さらに補欠の俺を代走としてベンチ入りさせると言うのだ。そんな理由で数少ない選手枠を奪っていいのか? 益岡との関係もギクシャクする中、ついに地方大会が始まって…。友情、嫉妬、ライバル心、そして一体感。少年たちの熱い夏を描いた涙と感動の高校野球小説集。
雲は湧き、光あふれて
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本雲は湧き、光あふれて
2019/04/16 08:00
高校野球を巡る3つの話!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校野球をいろんな視点から描いています!現代の高校球児、高校野球を書く新聞記者に戦時中の高校球児。それぞれが主人公兼語り手で、リアル!
電子書籍雲は湧き、光あふれて
2017/12/15 13:02
須賀しのぶ作品にハズレなし!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
1話目から電車の中で涙腺崩壊。
1話目の9回に入ってからはずっと泣いていた。
ものすごく鮮明に映像が見えるかのような…そして、アルプススタンドの音、ブラスバンドの演奏が聞こえるような…。
選手の細かな仕草、汗まで見えた。
不思議な文章体験でした。
コバルト時代のラノベから、この著者の作品はほぼすべて読んでいるけれど、本当に須賀さんは何を書いても上手い!
ハズれがなく、「「これ」という作品が読みたい」というときには、この著者の作品を開くほど。
この作品だが、熱い1話目から、まさかの2話目で寒気がして背筋に冷や汗が流れる展開へと続いていく。
まずこの緩急がすごい。
3話目は最終話として適切かもしれないけれど、個人的には1話目が一番泣けたし、2話目が一番響いた。
実は、高校野球部のマネージャーをやっていたので、そういうことも相まって、だいぶん感情移入して読んだ。
マネージャーとしては、2巻目の方がずしっとくるかも。
2話目と2巻目の、記者の泉さんと球児のラインのやり取りを読んでいると、
私が高校生のころ夢中でバックナンバーも手に入れて読みあさり、
将来の職業として考えたりもしていた『甲子園の星』の記者と球児のやり取りって、こんな感じだったのかな~としみじみ。
青春時代に戻ったような気持ちになりました。
2話目、働いてから十年くらいたち、ある程度仕事への純粋な情熱が薄れてきた人が読むとズンときてやられるかも。
熱く、涙を流しながら働いた頃が、私にもあったな、と思い出して、しんみりした。
とにかく、全話何かしら思うところがあるし、胸に響くはずなので、ぜひ読んでもらいたい作品。
紙の本夏は終わらない
2017/09/17 10:40
高校時代を懐かしく思い返せます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ずんのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校野球を題材にした連作シリーズの最新刊。登場人物の高校生たちの心情が細やかに描かれていて、読んでいるうちに自分の高校生活を懐かしく思い返すことが出来ます。読み終わった後はとても清々しく前向きな気持ちになれる本です。
紙の本雲は湧き、光あふれて
2019/12/14 06:01
高校野球を題材にした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
野球小説ではない3つの短編集。
2つめの社会人成長譚、
3つめの戦争小説もよいですが、
最初の青春小説がやっぱり一番好きです。
イマドキの高校生らしくひねた面もありますが、
根底にある野球愛ゆえの真っ直ぐさ、
まぶしいです。
電子書籍雲は湧き、光あふれて 試し読み版
2019/01/02 14:49
この言葉かっこいい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クニくんクニちゃんクニさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校野球の歌としてとても有名ですが、この言葉とてもかっこいいです。こういう言葉がどうやって出てきたのだろうと、いろいろと考えるきっかけになります。
紙の本雲は湧き、光あふれて
2016/07/14 19:43
短編集でした。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nashinoka - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者のTwitterをフォローしていると、高校野球のファンていうことがよくわかります。それで、須賀しのぶさんの書く高校野球がどんな話なのか興味を持ったので読んでみました。一つ目の益岡と須藤の話、私は一冊丸々この二人の話だと思い込んでいた。そこにポンと出てきた新人スポーツ記者…本当に混乱しました。きっと最後は繋がるんだ!え?戦争!?そんな感じで、三つ目の話に入るまで、短編集だとは気付かなかったです。それぞれ面白かったですけど、『ピンチランナー』と『甲子園への道』はもう少し続きが知りたかったです。
電子書籍雲は湧き、光あふれて
2015/12/29 18:57
うまい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
芙蓉千里.帝国の娘.神の棘.革命前夜とこの作家の作品を読んできたが、高校野球を扱ったこの作品はずいぶんテーマが違っている。
しかしストーリーテラーとしての文章のうまさ.心理描写のうまさ.軽いユーモアなどの特長は共通している。安心 安定して読める作品。
あえて難をつけるなら 人間の醜さ.どろどろとした点の表現があまりないので深みが無いとも言えるが、安定 安心 読後感の良さ と相反する要素なのでこの作家に求める必要は無いと思う。
紙の本エースナンバー
2016/09/29 21:08
高校野球
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作は高校野球を題材にした「短編集」でしたが、これは前作のある短編に連なる「連作短編集」です。また続きが読みたいな、と思わせる本でした。
紙の本雲は湧き、光あふれて
2016/06/17 12:03
甲子園
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校野球を題材にした短編集。ラノベのレーベルから出ていることからもわかるように、若い層の読者に読みやすそうな作品だが、表題作は大人にも、野球に興味のない人にも読んでもらいたい。