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鉄道員(ぽっぽや)

著者 浅田次郎 (著)

娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた……。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録した傑作集。日本中、150万人を感涙の渦に巻き込んだ空前のベストセラーに、あらたな「あとがき」を加えた。第117回直木賞を受賞。

鉄道員(ぽっぽや)

税込 440 4pt

鉄道員(ぽっぽや)

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.3

評価内訳

鉄道員

2011/01/31 08:11

雪ふりつむ

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 肩にひとひらの雪が舞いおちたかのように、ふいに浅田次郎さんの『鉄道員(ぽっぽや)』が読みたくなった。きっと先日佐々木潔さんの絵本『ゆきのひ』を読んだせいだ。
 あの絵本に描かれていた雪をかぶった小さな駅舎のホームで雪かきをする駅員に、『鉄道員(ぽっぽや)』の主人公乙松のまっすぐに背筋を伸ばし手旗を振る姿が重なる。そして、乙松の死んだ娘雪子の愛らしい笑顔もまた。

 『鉄道員(ぽっぽや)』は人気作家浅田次郎さんの出発地点にある作品です。この作品で第117回直木賞を受賞されています。
 舞台は北海道幌舞の小さな駅。もうすぐ定年を迎える駅長佐藤乙松が主人公の、雪のように切ない、物語です。
 乙松は定年後どんな仕事にも就くつもりはありません。友人の仙次が系列の駅ビルの重役になるような、そんな器用な生き方ができない、根っからの鉄道員(ぽっぽや)なのです。なにしろ乙松は妻の死にも幼い娘の雪子の死にも立ち会うことがなかったのですから。人はそんな乙松を非難しますが、乙松はじっと悲しみを堪え、駅のホームに立ち続けるのです。
 「ポッポヤはどんなときだって涙のかわりに笛を吹き、げんこのかわりに旗を振り、大声でわめくかわりに、喚呼の裏声を絞らねければならないのだった。ポッポヤの苦労とはそういうものだった」

 そんな乙松の寂しい正月に一人の小さな女の子がやってきます。女の子は次の日も、またその次の日も乙松の駅舎を訪れます。やがて、高校生の姿で乙松の前に立つその子こそ、幼くしてなくなった乙松の娘雪子なのです。
 それは乙松の幻覚でしょうか。それとも雪の幻想でしょうか。

 雪降る小さな駅舎を舞台にしたこの作品はいつの時代にあっても多くの人に感動をくれます。雪がしずかにつもるように、心にしみこんでくる名作です。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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鉄道員

2010/05/29 02:52

しみじみと湧き上がる感動と救い。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 初めての浅田次郎さんの書籍です。兄からも、他の読書家さんからも本書は凄く良いと勧められて読んでみました。もちろん、浅田次郎さんの名前は以前から存じ上げていたけれど、昔は時代小説にも興味がなく、古い文体も馴染めずにいたのでなんとなく手に取らずにきました。鉄道員は映画化したことは覚えています。渋いイメージで、ぽっぽや、という響きも面白かった。雪が降りしきる土地での鉄道員のお話だというおおまかな流れしか知らずに読み始めたので、すぐに心打たれるものがありました。

 本書を貸してくれた方が、電車で移動中に読まない方が良い、泣くからと言われていたにも関わらず、電車の中で読みました。確かに、目頭が熱くなるものがありました。切なさに胸が詰まりましたが、それが絶望というものではなく、しみじみと救いすら感じられる流れだったので好感が持てます。自然と亡霊が鉄道員の生活に馴染んでいく様子がまた素晴らしい部分だと言えます。浅田次郎さんの巧妙さに脱帽です。

 ラブ・レターはまた切ないストーリーでした。実際に起こりそうな設定で、リアリティがある。また、生命の重さというのは等しいはずなのに、この話の中に出てくる中国人女性の生命は幾分、軽んじられている雰囲気があって居た堪れない。主人公がそんな彼女の拙い手紙をもって、本来あるべき人間の感情を取り戻したような流れがまた巧いなぁと感心しました。

 角筈にて、は筆者のあとがきにおおむね実話であると記されていますが、これもまたしみじみと染み入るストーリーでした。別れた時とは変わらない身なりの父親が、ふと街角に現れる。亡霊の話ではあるのに、怖いとかそういった感情が湧き上がるのではなく、むしろ涙を誘う流れでした。終盤の、主人公と父親との対話で過去の事情を飲み込み、先を悲観するのではなく前向きに歩んでいく姿が切なかったです。

 うらぼんえも、本書の中では好きなお話でした。夫の浮気に心を痛め、憤りや嫉妬心の交じり合った複雑な感情を抱えつつ、夫側の親戚からは小ばかにされ、追い詰められたような主人公が不憫でした。再び亡霊が登場しますが、それがまた救いです。主人公は色々な負の感情と決別し、前向きにこれからの道を歩んでいく決意に心打たれるものがあります。

 浅田次郎さんの時代小説も読む予定ですが、その前に短編集に触れてみて本当に良かったと思います。こんなふうに活字によって心が曇ったり洗われたりすることは、そうあることではないのでそういう書籍と出会えたこと、幸せだと思います。読書離れが嘆かれる現代、本書に限らず、書籍から与えられるポジティブな心情や感動を味わわずに歳を重ねるということが、大損していると心底思わされました。私はこれからも、本を読みます。

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鉄道員

2024/03/22 21:23

満足感のある短編集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルにあるぽっぽやは、亡くなった娘さんが、成長していく姿を見せてくれるという素お話です。ありがちなネタですが、鉄道員という職と、主人公の真面目さや誠実さが相まって、とても素敵なストーリーになっています。
他にも、心温まるお話から少し不気味なお話まで盛りだくさんなので、1冊の満足感がすごいです。

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