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9件
偉大なる、しゅららぼん
著者 万城目 学
高校入学を機に、琵琶湖畔の街・石走にある日出本家にやって来た日出涼介。本家の跡継ぎとしてお城の本丸御殿に住まう淡十郎の“ナチュラルボーン殿様”な言動にふりまわされる日々が始まった。実は、日出家は琵琶湖から特殊な力を授かった一族。日出家のライバルで、同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男・棗広海と、涼介、淡十郎が同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がる……!
偉大なる、しゅららぼん
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2022/12/07 17:37
少年マンガみたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
超常の力を持つ主人公(へっぽこレベルだけど)が登場するのだが、琵琶湖圏内では、ほかにも沢山能力者がいた。その派閥の一つ、「日出」家が主人公が属する派閥。そして、もう一つが、1000年前からの因果関係を持つ「棗」家。この二派閥が、互いを牽制しあって、勢力を保ってきた。
超常の力を持つのは、この両一族で、現代でも、敵対していた。
さらに、物語中盤では、この両家の力を持った最強の人物が現れる。
しゅららぼんとは、いったい何を意味するのか?
面白い展開でした。
2018/06/30 22:45
しゅららぼんってそういうことなの!?
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投稿者:avocado - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゅららぼんってなんだろうと思って手に取った一冊。表紙の絵からも全然ストーリーが予測できなかったのですが、
超リアルなファンタジーみたいで、「いや、ないよな」と思っていてもなんだか信じてしまうような、不思議な作品。
とても面白いです。
偉大なる、しゅららぼん
2015/11/25 10:35
予想を裏切るおもしろさ!
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
読む本がなくなってしまって、ふと本棚を見たらば、あ!ずっと昔に購入し積みっぱなしだったこちら。初めての万城目さん。どんなもんだろと斜に構えながらページを繰っていたが、気づけばどっぷり。なにこの予想外の展開!!怒濤〜。ファンタジー以上のファンタジーなのにお話はしっかり作り込まれていて、ときどき地味な笑いも与えてくれて。滋賀になじみは薄いから位置関係などピンとこないけれど、それでも琵琶湖限定の能力を持ち、古代からあれやこれや対決してきた両家の最終的な協力体制に萌えた。にしても「しゅららぼん」があれとは。。ね。