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憲法九条を世界遺産に

著者 太田 光 , 中沢新一

実に、日本国憲法とは、一瞬の奇蹟であった。それは無邪気なまでに理想社会の具現を目指したアメリカ人と、敗戦からようやく立ち上がり二度と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との、奇蹟の合作というべきものだったのだ。しかし今、日本国憲法、特に九条は次第にその輝きを奪われつつあるように見える。この奇蹟をいかにして遺すべきか、いかにして次世代に伝えていくべきか。お笑い芸人の意地にかけて、芸の中でそれを表現しようとする太田と、その方法論を歴史から引き出そうとする中沢の、稀に見る熱い対論。宮沢賢治を手がかりに交わされた二人の議論の行き着く先は……。【目次】対談のまえに 中沢新一

憲法九条を世界遺産に

税込 671 6pt

憲法九条を世界遺産に

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.2

評価内訳

憲法九条を世界遺産に

2013/05/03 22:07

覚悟

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、憲法改正に関する話題がニュースにならない日はない。
くわえて、今日(5/3)は憲法記念日という事もあり、随分前に買った本書をひっぱりだして読んでみた。

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光と哲学者、中沢新一の2人が日本の憲法を宮沢賢治(の思想)を鏡として考えてみよう、というもの。

なぜ、宮沢賢治か?
それは宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「セロ弾きのゴーシュ」などの作品で、動物や自然を愛し、命の大切さを語った作家であると同時に田中智学(「八紘一宇」を謳った)や石原莞爾(満州事変の黒幕)の思想に傾倒もしていた。
この事については、「寄り道」として触れたがらない研究者がいる一方で、中沢新一は、この2つは深い所でつながっていると考えているため。

本書の中の言葉を借りると「彼(宮沢賢治)の作品の中には正義や愛があふれているけれど、正義こそが結果として人を殺す思想にもつながっていく。そこを深く見つめなおさないと、もう一度同じことが起こると思うんです。」

本書が発行されたのは2006年8月。小泉総理(当時)が安倍氏を次期自民党総裁に選んだのが2006年9月。
ちょうど、この頃、太田光は日本テレビ系で「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中」をやっていた。

この時も改憲論が取り沙汰されたが、小泉総理(当時)の後に総理になった安倍氏への「逆風」の中、いつしか立ち消えに・・・。
そして、自民党が政権を取り、安倍氏が総理になった事で、今また、改憲論がにぎやかになってきた。

が、今回、違和感を覚えるのは、改憲そのものより、その手続きに関する話題が賑やかな点。
改憲手続きのハードルを下げよう、というものだが、それに賛同する人たちから、それが意味する事や将来に与える影響の話は聞こえてこない。
特に政治家は「次の時代」を考えるのが仕事のはずなのだが・・・。

それから、今の改憲論者たちの言葉を聞いていると、「銀河英雄伝説」(田中芳樹)に出てきた扇動政治家ヨブ・トリューニヒトとその(実質的な)私兵集団「憂国騎士団」のことが頭をよぎる。
つまり「実際に銃を手に取り、最前線に行くのは自分以外の誰か」という前提でモノを言っているように感じられる。
要するに「自分の事としての覚悟」があるとは、あまり思えないのだ。

ところで、本書のタイトルでもある「憲法九条を世界遺産に」というのは、半分冗談でもあるが、半分は本気。

日本の憲法は戦争していた日本とアメリカが、戦争が終わった途端、「合作」で作った憲法で、「突然変異」的なものであり、「珍品」でもある、という。
だから、「おかしい」ではなく「貴重」なものなので、世界遺産にして守ろう、という話になったのだ。

ただ、仮に本当に世界遺産になったとしたら、何か不都合が生じたとしても、守り続けなければならない、ということになる。

太田・中沢両氏は、このようにも言う。
「日本国憲法を守っていくには、相当な覚悟と犠牲が必要になるということも忘れてはいけない。」

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憲法九条を世界遺産に

2006/12/07 22:47

あの太田節の魅力には、やはり抗しがたい

22人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

爆笑問題の太田光の著「パラレルな世紀への跳躍」(ダイヤモンド社 )を読んだときに、大変深い感銘を受けたことを記憶しています。その書を私は以下のように賞賛する書評を書いたものです。(2004/1/27付け)

 「『自分の暮らす社会は努力次第でより良くなるはずだ』という著者の強い信念が全編を貫いています。人間は不完全だけれどもそのことを認めつつより良くなろうと努力することが出来る生き物であることを著者は微塵も疑っていません。だからこそ、社会に積極的に関わっていこうとし、そのために必要な社会の見方について綴っているのです。著者の論調は極めて真摯。」

 本書「憲法九条を世界遺産に」もまさに太田の強い信念が前面に出た好著だといえます。
 第九条に書かれたことを、極端な理想主義として否定的に見る人々の意見を私も知っていますし、ある程度認めないでもありません。東アジアの政治状況がこれだけキナ臭い世の中で、今の憲法で果たして平和を保てるのか、自問せずにはいられないでしょう。

 しかし、太田は本書で次のように発言します。
 「この世に神様がいて、未熟な人間は俺のところまでこれないだろうと言うなら、いや、俺たちはそっちまで行って、超えてやるぞというくらいの人生じゃないと、つまらない。(中略)人間は秩序を構築できる生き物であると、少なくとも生きる態度として示したいと思う。その証が憲法九条だと僕は思っているんです。」(74頁)

 人々は、本書の太田の言はやはり夢想家のそれだというかもしれません。それでも私は上述のような彼の言葉に心打たれざるをえないのです。そして、こうした言葉に心を打たれるような人間であり続けたいともまた、思うのです。人間は前進を続けるべき生き物であるという言葉に。

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憲法九条を世界遺産に

2007/05/19 10:34

この本を批判的に読めるか?

13人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

憲法第 9 条についてかんがえるとき,日本の周辺国の状況やアメリカとの関係など,かんがえるべきことはおおい.ところが,この本の著者たちはそういうことをいっさいかんがえずに,ほとんど空理空論だけで憲法第 9 条を論じている.この本がよく売れているときくと,危険を感じざるをえない.
しかし,この本を批判的に反面教師として読むことができれば,得るところはあるのではないかとおもう.つまり,この本の問題点は湾岸戦争以前に日本がおちいっていた問題点だとおもえるからだ.とはいえ,おおくの読者にとってはそういう読み方をするのはむずかしいのではないだろうか.

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