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天草エアラインの奇跡。赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!
著者 鳥海高太朗
たった一機の飛行機しかない日本最小の航空会社、熊本の天草エアラインは赤字経営が続き倒産寸前にまで追い込まれていた。しかし2009年、新社長の就任で会社の空気が一変する。彼らが黒字への奇跡のV字回復を達成した秘密とは? どうして日本一小さい航空会社が日本一有名な地域航空会社になりえたのか? さまざまな変革をもたらした社長だけではなく、自分がまかされた仕事の中で何ができるかを精一杯考えてきた整備部から営業部、パイロットやCAを1年半にわたって密着取材。さらに強力なサポーターである小山薫堂やパラダイス山元への取材を通して描いた企業回生の物語。
天草エアラインの奇跡。赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!
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天草エアラインの奇跡。 赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!
2016/10/11 23:09
ただの中小企業再建物語や奇跡ではなく
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
熊本・天草旅行に行った後、本書と関連書(姉妹書?)である、再建の立役者である前社長奥島氏の著書である『日本一小さな航空会社の大きな奇跡の物語』(ダイヤモンド・ビック社刊)と併読しました。
内容はもちろんほぼかぶっていて、事実は同じなのですが、第三者と当事者の違い、視点が異なり興味深く読み終えました。
個人的には、こちらの第三者の著者の方が俯瞰的、網羅的に天草航空再建の経緯がドラマティックで楽しめました。ビジネスノンフィクション「スポ根編」としてのエンタテイメント性というか。
ご本人の著書は、やはりこれだけの人なので謙虚というか淡々と事実経緯を書かれているのと、視点が単一なので広がりや奥行きが控えめでした。とはいってももちろん理論や伝聞にはない実践者、リーダーとしての迫力は十分に感じられました。
この再建物語は、本の中で述べられているとおり、一企業の成功物語で終わるものではなく、地方創世、観光立国を標榜する国や地域再生・復興を目指す地方自治体にとってもヒントになるケーススタディではないかと思います。
三陸鉄道と同様に天草航空は、観光や旅行の交通手段ではなく、観光資源として目的化しているという指摘はとても示唆に富んでいると感じます。
ぜひこの「みぞか」号に乗って、また天草に飛んでいきたいと思わせてくれた本でした。
天草エアラインの奇跡。 赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!
2016/07/22 22:54
観光に
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
倒産寸前のローカル航空会社が復活するだけでなく、天草地方の地域再生や観光に寄与している。そのノウハウと実践の過程。全員で観光エアラインを目指したことが再生のキーワードと言える。
天草エアラインの奇跡。 赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!
2019/08/24 00:28
天草エアラインってどこにあるの?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めいてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
天草エアラインってどこにあるの?どんな会社なの?
よく知らないまま、航空会社の本だろうとジャケット買い。
内容は、如何にして会社を立て直していったのか!という社長の奮戦記?
チームと仕事を円滑に進めるめたにはどうすればよいのか?ということについてたくさんのヒントをもらうことができました。