- みんなの評価
26件
もものかんづめ
著者 さくらももこ
「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!! 著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。
もものかんづめ
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もものかんづめ
2016/01/29 21:02
読みやすいです
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
活字本が苦手という方でも、読みやすいんではないでしょうか。
おじいさんが亡くなられた話を不謹慎だと言う方もおられるらしいですが、
おもしろおかしく書いて下さっているので、遠慮なく笑いました。
あと、又吉さんも「声を出して笑った数少ないエッセイ」だと言っておられました。
もものかんづめ
2022/12/30 10:38
爆笑のち感心
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くぅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で借りて 涙を流しながら読み(笑い&ちょい感動)時間が経っても また読みたいと思い購入。爆笑に隠れていた文章のウマさに、あ、これに引っかかっていたのか、と納得。そして何度読んでも面白い。言葉のセンス、行間に表れる絶妙な間。巻末の お楽しみ対談は初読で これが又読み応えあり&ほんとに楽しませてもらいました。ももこさん ありがとう。
2024/10/03 01:01
本当に素晴らしい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々ちびまる子ちゃんも、コジコジも大好きで、本書の存在は知ってはいたのですがなかなか手が伸びていませんでした。
ちびまる子ちゃん自体が多少の脚色も入ったエッセイのようなものであるわけですが本書は脚色が入っていないにも関わらず面白いのです。
(あまりこう言う捉え方は良くないのかもしれませんが)
ちびまる子ちゃんのその後のお話としても充分楽しむことができます。色々な小説を読んできたつもりですが、事実は小説より奇なり。今まで読んだどんな小説よりも笑いながら読んだように思います。
さくらももこさんご自身の人生が面白いことの連続と言うこともあるのでしょうが、やはり一つ一つの物事の捉え方と言うのが本当にユニークなのだと思います。
全編を通して懐かしさを感じるところもあり(年齢的には私は生まれていないのですが)、何故か読んでいると安心してしまいます。
もものかんづめというタイトル通り、さくらももこさんの人生もそうですし、80-90年代の時代の空気感がパックされているような感覚です。
何か意味のあることを求めがちですし、何かを得ようとすることに執着しがちですがそんなことは必要ないのではないかと肩の力を抜かせてくれる作品です。
感動で涙してしまう頁もあり、やっぱりさくらももこさん=ちびまる子ちゃんなんだなあと再認識させられます。
私自身は男性ですが、年齢も性別も関係なく誰にでも読んで欲しい本です。
活字だからと言う理由で避けてしまうには本当にもったいないです。
この書籍がエッセイの第1作目ということで2作目3作目と読み進めるほどに現代にどんどんと近くなっていくのだと思います。
時代背景が移り行く中で、さくらももこさんは、ちびまる子ちゃんはどのように捉えていたのか。楽しみです。
超大作映画のようにメッセージをどーん!と伝えるような文章ではなく、何気ない毎日の中の切り取り。そしてそこから感じるものをそっと読者に提示してくれるような作品なのですが、だからこそ「そうか。これでいいんだ。毎日って。」と思わせてくれます。
まさかエッセイでこのような感想を抱くとは思いませんでした。