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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 50件

常野物語

著者 恩田 陸

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから――「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか? 不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

エンド・ゲーム 常野物語

税込 605 5pt

エンド・ゲーム 常野物語

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みんなのレビュー50件

みんなの評価4.0

評価内訳

光の帝国

2012/08/19 20:31

ひとが生きていくために必要な軸を心に

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桔梗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとが生きていくためには 心の中に“軸”となるものが必要だと思う
これは その軸を見つけることができる本


常野という地区からきた特殊な能力をもつ人たち 
なみはずれた記憶力や遠くの出来事を見る力などさまざまな力 
普通の人々の生活に溶け込み その力を生かしながら穏やかに暮らす常野一族

彼らをめぐる連作短編集

いつの時代も 彼らはみな自分の能力を受け入れ 人のために使い生きてゆく
その能力ゆえに辛いこともあり 痛ましく残酷な目にもあう
それでも彼らの想いは途絶えることなく 
再び射してくる明るい光に 安堵が胸いっぱいに拡がる


「常野」とは“権力を持たず群れず常に在野であれ”という意味だそう

与えられた力を 自分のためだけではなく 周りの人たちのために
果たして使えてるか そして更に力を高める努力をしてるか
読みながら自らにそう問いかける


権力を持たず群れず常に在野であれ 

その言葉を胸に刻み 地に足を着けて生きていくこと
その想いを途切れさせることなく 次へと伝え繋げること

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蒲公英草紙

2008/07/18 21:24

人は、ゆっくりと何かを失っていく

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 恩田陸の「光の帝国」に続く、常野物語シリーズの2作目。

 東北の農村の旧家に、特異な能力をもつ常野一族の家族がやってくる。
 物語は、その旧家の体の弱い娘の遊び相手として屋敷に出入りする女の子の視点で描かれている。
 瑞々しく純粋な少女から見る世界は、たおやかで優しい。だから、やってきた常野一族の家族も、やんわりと受け入れられる。
 排除と排斥の物語であったような「光の帝国」とは、対照的ですらある。

 それはまるで、スティーブン・キングの「クリスティーン」で、死んでしまった主人公へ友達がたむける一言のようだ。

 マイノリティは、マイノリティであることをやめることはできない。
 常野一族もその能力を捨てることはできない。けれど、それを取り巻くものたちは、それを受け入れることはできるはずなのだ。ただ、世界はそのように優しくはない。
 優しい少女の視点を通して語られるのは、変えようのない運命で、人がしだに何かを失っていくさまなのだ。

 「光の帝国」のような壮絶さは、ない。
 が、しかし、ここには深い谷がある。常野とそうでない人を分ける、深い谷が確かに存在している。
 そして、その谷の緑を、花を、描いているところが恩田陸の他とは違う何かなのだ。

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光の帝国

2002/02/23 13:33

最高っ!な短編ファンタジー集

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もうね〜、本当に本当に本当に面白かった!なんですか、これは!? っていうぐらいに! 短編小説集で、基本的には一作ずつ主人公が変わるのですが、主人公が変わる度に雰囲気も変わり、読みどころがたくさんありました。特に、表題作になっている「光の帝国」は、ひときわ印象に残りました。「光の帝国」のあらすじを少し…。

 超長寿命の「ツル先生」は、常野の長老的存在。ツル先生が、常野の能力を持つ人々を守るつもりで分教場をつくり、そこには数人のちからをもった人たちと、行き場のない「普通の」子供たちが暮らしていました。細々とながら、毎日を楽しく暮らしている人々。
 ある日、その人々のもとに、一人の脱走兵がやって来ます。聞けば彼は、日本軍でも特殊な部隊にいたらしく、ツル先生は、彼が訪れたことに不気味な予感を覚えます。そして、哀しくも、その予感は的中し、運命の日がやってきます。ある日突然、分教場が、見知らぬ男たちに包囲されてしまったのでした。いつしか、戦争に狂っていた日本軍に目をつけられていたのです…。

 哀しくて切なくて、ヤリ切れない気持ちになる作品でした。気づいたら涙がこぼれていました。でもね…このツル先生をめぐって語られる話は、これだけではなくて、そして、切ないままで終わるわけでもないのです。今ここで、それを語るのはネタバレになるのでやめますが、最後の短編では、先に流した涙とは別の意味を持つ涙が流れました。
 読んで良かった! 買って良かった! 何度でも読みたい! 読み終わった後、しばらく呆けてしまったのは久々でした。

 あとがきに、「また一連の作品を書きたいと」あったので、シリーズ化の可能性も?! 期待して待っています。恩田先生、(心の底から)よろしくお願いします!

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