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4件
マル暴 ~警視庁暴力団担当刑事~(小学館新書)
著者 櫻井裕一
この刑事は鬼か仏か。ヤクザが恐れた男。
暴力、殺人、抗争、恐喝、闇金、地上げ、反グレ、けん銃、覚せい剤、エンコ飛ばし。
社会の裏面で蠢く、そんなヤクザたちと常に対決し、身を徹して表社会との防波堤となってきた人たちがいる。
暴力団犯罪を専門とする警察の捜査員たち、いわゆる「マル暴」だ。
日々の柔剣道訓練で体を鍛え抜き、組員の威勢や恫喝にひるまず、巧妙化する暴力団の知能犯罪を見抜き、取調室でヤクザ一人ひとりの人生と対峙する。
四ツ木斎場暗殺事件、日本医科大学病院ICU射殺事件、群馬前橋スナック銃乱射事件、住吉会幹部らによる東京防潮堤工事入札談合事件、岡本ホテル預託金詐欺事件、極東会幹部らによる小指切断重傷傷害事件、山口組幹部らによるC型肝炎薬ソバルディ詐欺事件など。
警視庁において40年にわたって暴力団捜査にかかわり、社会を震撼させたヤクザ犯罪をいくつも解決に導いた「剛腕マル暴」が、その捜査秘録を初めて明かす。
これが暴力団捜査のリアルだ!
(底本 2021年11月発行作品)
マル暴 ~警視庁暴力団担当刑事~(小学館新書)
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マル暴 警視庁暴力団担当刑事
2022/02/01 20:37
マル暴デカは、先ずパンチパーマから
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長年暴力団担当一筋で退官された作者、お疲れさまでございました。
私は金融機関に勤めていたので、暴力団対策の研修に何度か参加させていただきました。
暴力団を、恐れるな、利用するな、不当要求を許すな。
頭では判っていても、大判の木製名刺や、刺青を見せられると怖いですよね。
作者のような正義感があり、ヤクザとの付き合いもキチンと線引きできる刑事さんだと相談しても信頼できますね。
退官後は、子供を守る児相の応援のような仕事、ヤクザや強面の人間に対して耐性のある特技を生かす仕事をされているそうで、どこまでもかっこいいですね。
ギリギリですが捜査の裏話も披露されて、ぜひご一読を。
2024/08/11 13:15
おもしろい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁の暴力団担当刑事の実録で、面白く読むことができました。オーバーなところがあるかもしれないが、興味深かったです。
マル暴 警視庁暴力団担当刑事
2022/05/28 13:24
警察、刑事側からの視点
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴力団、反社会的勢力、半グレ、、、、これらを取材対象もしくはその組織にいた人物の回顧録はいくつもある。溝口敦の著作が代表的だろうか。
現場を知っている人が書く文章は生々しい面もある。この書籍もそうだが、よく言えば「人間らしさ」もあり、なかなか面白かった。