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7件
月とライカと吸血姫
宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女の物語。
人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だった――。
いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。
共和国の最高指導者は、ロケットで人間を軌道上に送り込む計画を発令。『連合王国よりも先に、人類を宇宙へ到達させよ!』と息巻いていた。
その裏では、共和国の雪原の果て、秘密都市<ライカ44>において、ロケットの実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。とある事件をきっかけに、宇宙飛行士候補生<落第>を押されかけていたレフ・レプス中尉。彼は、ひょんなことから実験台に選ばれた吸血鬼の少女、イリナ・ルミネスクの監視係を命じられる。
厳しい訓練。失敗続きの実験。本当に人類は宇宙にたどり着けるのか。チームがそんな空気に包まれた。
「誰よりも先に、私は宇宙を旅するの。誰も行ったことのないあの宇宙から月を見てみたいの」
イリナの確かな想い。彼らの胸にあるのは、宇宙への純粋な憧れ。
上層部のエゴや時代の波に翻弄されながらも、命を懸けて遥か宇宙を目指す彼らがそこにはいた。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が紡ぐ、宙と青春のコスモノーツグラフィティがここに。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
月とライカと吸血姫7 月面着陸編・下
06/26まで通常759円
税込 531 円 4ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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月とライカと吸血姫 7 月面着陸編 下
2021/12/05 01:03
有終
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
月へ。
どうしても尊大な目線の言い方になってしまうのだけれど、
物語の規模が大きくなると
作者が物語のうちのどこが物語なのかを、
しっかり理解して書いているかが大事になる。
淡々とし過ぎると、ただの資料だし、
人に注目しすぎると冗長になる。
テンポよく人間ドラマを読ませてもらって
有終を飾る作品でした。
なんなら後日譚読ませていただいても。。。
月とライカと吸血姫 6 月面着陸編 上
2021/06/04 01:41
月へ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
分冊で壮大な物語。
虚実入り混じって宇宙への序章。
関係性に決着がつくのは連合王国側がお先。
続きが楽しみ。
月とライカと吸血姫 5
2019/11/01 00:54
ダイジェスト宇宙戦争
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今巻は、
シリーズが始まった時から迎えるべきであることはわかっていた巻。
そして迎えたくはなかった巻。
共和国と連合王国。
2つの国の宇宙開発戦争の、
行く末を占う重大な局面を迎えます。