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【期間限定 試し読み増量版 閲覧期限2021年6月27日】JAGAE 織田信長伝奇行
著者 夢枕獏
蛇替え――つまり、蛇を捕らえるために、池の水を汲み出すことである。
UMA(未確認動物)の探索者であり、合理主義者だった信長。
対するは、あやかしの人、飛び加藤こと加藤段蔵。
河童、妖刀、大蛇、バテレンと法華、信玄の首……
現代伝奇の旗手が描く誰も知らなかった戦国覇王の顔!
その時、本能寺にいたのは誰だ?
著者渾身の歴史巨編!
JAGAE 織田信長伝奇行
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JAGAE 織田信長伝奇行
2021/08/09 19:36
池の水抜いてみた。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『JAGAE』って何語で意味なんだろ?って思ったら「蛇替え」だった。大蛇が見たくて、池の水抜いてみた。て話(笑)
見たことないモノは見てみたいという探求心というか、現実主義というか、それでいて宗論が好きとか、一見すると支離滅裂な感じだけど、信長の中では整合性が取れてるんですね。
少年時代から本能寺まで、短めの話で時間は進んでいきますので、ごっつい本だけどサクサク読めます。
職場の昼休憩に読んでましたけど、ちょうど良い。
JAGAE 織田信長伝奇行
2021/06/29 08:13
蛇替(じゃがえ)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紹介文から何となくうすい本を想像したのですが、実物は五百ページを超える大著でした。
信長と「あやかしの者」飛び加藤の物語。少年期から本能寺まで信長の生涯をつづってはいますが、桶狭間の戦いの主要部分を省略したり、どうも中途半端でした。河童や大蛇などのUMAや、妖刀など諸々の不思議を探求するのも一部のみ。展開を歴史書からの転載で済ましてしまっている箇所も多い。
タイトルの「蛇替」は、池を汲み出して大蛇を捕らえようとした話。「信長公記」にもあるエピソードですが、これも拍子抜け。
もっと夢枕獏さんの世界を広げ深めてもらいたかった。残念です。
ジャガジャンガ~