- みんなの評価
3件
照子と瑠衣
著者 井上荒野
「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。
照子と瑠衣はともに七十歳。ふたりにはずっと我慢していたことがあった。照子は妻を使用人のように扱う夫に。瑠衣は老人マンションでの、陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。
新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。照子がこの地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため。そしてもう一つ、照子には瑠衣に内緒の目的があった――。
照子と瑠衣
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2024/09/10 20:54
後悔をしない日々?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
突拍子もないことの連続にウキウキしながら読んだ。
学生時代は差ほど親しくなかった70代の二人が、いつの間にか親友になって今の自分たちの不満だらけの生活からの脱却を企てる。
他人の別荘に忍び込んで暫く生活するが、それにはある計画が・・・
これって映像化できるよなあ・・・と勝手にキャストを想像しながら楽しませていただいた。楽しかった。
照子と瑠衣
2024/04/12 07:50
最高!!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
照子と瑠衣の友情に熱くなるものがありました。
とてもおすすめです!
2025/04/06 15:04
バディもの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
井上荒野さん。以前なにか著作を読んだはずなのだが、どれか忘れてしまった。とても映画的で良かった。おじさんバディものは多いし好きだし、本作を女性が読むとさらに良いんだろうなと思うと、少し悔しい。