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4件
マイ国家(新潮文庫)
著者 星新一
マイホームを“マイ国家”として独立宣言した男がいた。訪れた銀行外勤係は、不法侵入・スパイ容疑で、たちまち逮捕。犯罪か? 狂気か?――世間の常識や通念を、新鮮奇抜な発想でくつがえし、一見平和な文明社会にひそむ恐怖と幻想を、冴えた皮肉とユーモアでとらえたショートショート31編。卓抜なアイディアとプロットを縦横に織りなして、夢の飛翔へと誘う魔法のカーペット。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
マイ国家(新潮文庫)
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2024/06/28 16:39
良い本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFをはじめファンタジーや犯罪物など様々なジャンルのショートショートが楽しめる1冊です。全体的にシニカルな作品が多いのですが、中でも表題作と秘宝の産物のブラックさは格別です。
マイ国家 改版
2016/10/31 01:39
少し長め
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:XM-X1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一作品としては、少し長めの作品が多い印象。
表題のマイ国家は『ドラえもん』にも似た話があるけど、こっちの方が数倍怖い。
マイ国家 改版
2023/08/07 08:22
切れて、ツイストある短篇集
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
ごく初期のものなのか切れがあって冴えたショートショート集。中でも『いいわけ幸兵衛』には笑ってしまった。あんないいわけを次々に考えつくとは天才だ。他にも『調整』は、ロボットもので教科書にも載っていた『人間的』の流れを汲んでいる佳作で、アイロニーがちくりと痛くおもしろい。
快作。