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看守眼(新潮文庫)

著者 横山秀夫

刑事になるという夢破れ、留置管理係として職業人生を閉じようとしている、近藤。彼が証拠不十分で釈放された男を追う理由とは(表題作)。自叙伝執筆を請け負ったライター。家裁調停委員を務める主婦。県警ホームページを管理する警部。地方紙整理部に身を置く元記者。県知事の知恵袋を自任する秘書。あなたの隣人たちの暮らしに楔のごとく打ち込まれた、謎。渾身のミステリ短篇集。

看守眼(新潮文庫)

税込 649 5pt

看守眼(新潮文庫)

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みんなのレビュー5件

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看守眼

2009/12/13 21:39

横山の意外性の発想に感嘆する

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 横山秀夫の短編集である。六編が収められている。主人公や背景はいずれも異なるが、推理小説には違いがない。警察署、フリーライター、裁判所、新聞社、県庁など、舞台の多様性が今までの短編集に比べると、この短編集の特徴かもしれない。

 それはともかく、いずれも巧妙な筋立てで大変面白く読むことができた。タイトルになっている『看守眼』は、警察署の留置場の看守が主人公である。刑事になれなかった看守が定年退職を迎える。その看守はどうしたかが、物語のモチーフである。

 新聞社は横山秀夫のかつての職場であった。ヒット作である『クライマーズ・ハイ』も舞台は地方紙の新聞社であった。さすがに迫力がある。新聞社も警察と同様、あまりその中身は知られることがなかった。ローカル紙ならではの業務でミスを犯す。その後始末でケリが付くと思ったら、とんでもないおまけがついてきた「静かな家」。

 裁判所が舞台になっているのが「口癖」である。裁判所の調停委員が主人公であるが、この職業も社会の動きに敏感に反応しなければ務まらない仕事であろう。本編を読んでそれがよく理解できる。

 「秘書課の男」は県庁の秘書課長を務める主人公が、秘書という業務で仕える主人との関係を端的に表現した物語である。秘書は仕える上司との関係が、他の職場の上司、部下の関係とは異なるようだ。それは上司の秘密を知る立場にあり、その秘密は守らなければならないからであろう。それだけ特別な立場であるのが秘書である。その複雑な感情の動きをとらえて描きだす。

 某県警情報管理課での出来事を題材にした「午前五時の侵入者」は、県警のホームページが書き換えられたことに端を発する。これなどは実に現代的な出来事である。横山の作家としての時代性を評価したい。

 いずれも発端となった事件はまだしも、その後に続くおまけはやや偶然が働きすぎる嫌いがある。そうそう事件は起こるものではないと思うのだが、小説の中では万に一つも起こらないはずの事件が勃発して、関係者が右往左往する。もっとも、それがなければ単なる日常性を述べているだけで終わってしまう。実際横山に期待するものはそこにあるのであろう。本書でも意外性を十分楽しむことができたのである。

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看守眼

2017/10/27 14:26

着眼点がいい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

家裁の調停委員や留置場の管理係などの、知られざる職務に密着しているところが面白かったです。夢を見つつ、現実に打ちのめされる姿には一抹のさみしさがあります。

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看守眼

2017/10/18 07:42

せつなくほろ苦い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集です。登場人物はよく横山小説に登場する
生い立ちに影があり、こだわりが強く、組織にしがらみのある
人物ばかり。

話の内容は謎を追いかけたり、ピンチを脱するために奔走したり、
一発逆転を狙ってみたりとこれまた
横山小説ではよく出てくる話ではあるが、
先が気になってついつい読んでいってしまいます。

そして、訪れる最後は、決してハッピーエンドではなく、
せつなくほろ苦い。しかし心にふっと感じさせるものがあります。

泣かせる物語を書いてもこの方は上手なのでは?
と思わせるところもあります。

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