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2件
カラスは飼えるか(新潮文庫)
著者 松原始
カラスはペットにできないの? カラスの肉って食べられるの? 頭の良さで知られながら嫌われもする身近な野鳥。彼らを愛してやまない研究者がその生態と魅力を熱く語る。フクロウや渡り鳥の秘密。伝説となったドードー。カラスじゃない鳥類についても考察しつつ、気が付けばまたアイツの話に――。カラス博士による愉快でためになるエッセイ集。あなたのカラスの見方がきっと変わる!
カラスは飼えるか(新潮文庫)
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2025/04/01 22:51
カラスへの愛が溢れている
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カラスの飼い方ではなく、動物行動学の真面目な本です。いや、かなり砕けた文章でカラス愛が溢れかえっている超絶面白い本何だが。
野生動物観察調査のフィールドワークのこと、他の鳥類との比較研究、恐竜とのつながり、などなど。
あ、でも少しだけカラスの飼い方が載ってはる。法的にとか、いかに大変かだけど。
カラスは賢いのか、邪悪なのか、イメージを払拭し、ちょっとヘタレで甘ったれで、まぁ普通に鳥ですよって感じで、ちょっと親近感生まれます。
カラスは飼えるか
2023/08/22 06:42
カラス資料も
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投稿者:いずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽快な文章で、カラスに限らずサルの調査のこと、それからモンゴルのゲルのことなども登場して楽しく読了。巻末にカラス情報ものっているのだが、物語編にはナルニア国物語(世界の笑いのもとになったカラスや、砂漠の近道を教えるカラス「黄足の主」が登場する)や、アイヌユーカラ(シマフクロウのお使いにカラスが立候補するが、居眠りしてしまって「羽がらみ叩き殺され」てしまった・・・)もぜひ紹介してほしかった。