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3件
猫と罰
著者 宇津木健太郎
「猫に九生あり」という。かつて漱石と暮らした黒猫は、何度も生と死を繰り返し、ついに最後の命を授かった。過去世の悲惨な記憶から、孤独に生きる道を選んだ黒猫だったが、ある日、自称“魔女”が営む猫まみれの古書店「北斗堂」へ迷い込む。文豪の猫と創作の業が絡まり合う日本ファンタジーノベル大賞2024受賞作!
猫と罰
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2024/12/25 00:17
言葉に向き合う者の 覚悟と矜持と宣戦布告
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、半ばまでは
まあー可愛げがない猫ちゃんなのですが、
神と対峙する時は
言葉に向き合う者の
覚悟と矜持と宣戦布告がビリビリ伝わってきます。
9つ目は存分に生ききれてよかった。
2024/09/02 22:27
猫は文学とともに
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳あり風の古書店で暮らす猫たち。そこの一匹「クロ」の語りで進みます。
人を信じない猫、生きるために人を利用する猫、猫は何度目かの命を生きており、猫それぞれの個性が強いのはそのためか・・・と感じます。
2024/08/22 11:43
文豪と猫
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱ、あの作品の存在は大きいよなあ。
もしあの作品に出てくる対象が犬だったら、まったく違ってただろうな。
猫だからよかったんだろうけど。