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5件
奉教人の死(新潮文庫)
著者 芥川龍之介
芥川は殉教者の心情や、東西の異質な文化の接触と融和という課題に興味を覚え、近代日本文学に“切支丹物”という新分野を開拓した。文禄・慶長ごろの口語文体にならったスタイルで、若く美しく信仰篤い切支丹奉教人の、哀しいが感動的な終焉を格調高く綴った名作「奉教人の死」、信仰と封建的な道徳心との相剋に悩み、身近な人情に従って生きた女を描く「おぎん」など、11編を収録。(解説・小川国夫)
奉教人の死(新潮文庫)
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奉教人の死 改版
2020/04/22 17:07
「奉教人」ということばの重み
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきき - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも哀しく、しかし美しさを感じずにはいられない作品です。
読み終えれば、「奉教人」ということばに重みを感じずにはいられません。
奉教人の死 改版
2019/07/18 23:23
芥川龍之介のキリスト教もの
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川龍之介のキリスト教関係の小説を集めたもの。表題作でもある『奉教人の死』は、志賀直哉が「小説の最後に読者に背負い投げを食わせる」といった作品。
奉教人の死 改版
2015/11/30 23:30
やっと購入できた 奉教人の死
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜか 私の近所(田舎ですかね?)の書店には
本作品が置かれていない!
都会まで出かけ 丸善にてゲット!!
歴史に詳しい芥川さんの切支丹もの。
史実うんぬんはおいといて
歴史好きにはたまらないかも?
私的には切支丹もの作品に物悲しさを感じます。
カバーの絵も私的には好印象。
また、切支丹の教えと浄土真宗の教えが
ごっちゃになりそうだったが、
ようは 共通項があるということか?