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2件
狂った世界(新潮新書)
著者 百田尚樹
あらゆる多様性を尊重し、犯罪者の人権も守ろう、何事も男女は平等に、子供は大切に育て、隣国とはつねに仲良く――そんな標語のような綺麗事を追求して、世の中は本当に良くなるのだろうか。むしろ、気づけばおかしな方向に進んでいやしないか。理想と現実の間に生まれる歪みを直視し、頭でっかちな正論を市井の常識から一刀両断する、ベストセラー作家による憂国の書。
狂った世界(新潮新書)
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2025/02/19 20:08
やや過激
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
百田尚樹さんの考え方が、やや過激な、カタチでつづられているのですが、確かに……とか、もっともですね……みたいに思うところもたくさんあります。それぞれが、批判したり、ツッコミ入れたりしながら読むのが良いのでは?
2025/01/04 08:43
地獄は目前なのか、もう地獄なのか。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家の書く、奇妙なニュースから見た世界。
世界が少しずつネジれて来ていると感じる、今日この頃。
筆者は、毎日流れるニュースから感じる事を書いていますね。
ここ数年、SNSを含むネット環境が整い。
日本だけじゃなくて、世界の人々も少しずつおかしくなって来ている。
「多様性」を一律化して行く社会。
「匿名」で、行き過ぎた綺麗事を言う人々。
行き過ぎた「格差の是正」が生み出す、新たな問題。
ネットもリアルも、「ポイント」のバラマキが多い世の中。
「クマ」や「シカ」被害防止の為の殺生に、抗議を続ける人々。
最近増えた「女子枠」は、逆に差別を生むのではないか。
何でもかんでも「ハラスメント」ってオカシクないのか。
人とでは無く、人形と結婚する人たち。
行き過ぎた、昨今の「事なかれ主義」。
こんな感じで、各項目を2ページ程度でまとめて解説。
それぞれの項目を、7ケのグループ分けして読者に解説。
「多様性の尊重」や「犯罪者の人権保護」や「男女平等」等々。
その様な、「標語の様な綺麗事」を追求して行き。
いびつな追求の結果が、今の社会・世界だとしたら。
何処かで立ち止まらないと、後戻り出来ない様になるのですかねぇ。
色々、考えさせられる一冊でした。