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完結

桜田門外ノ変

著者 吉村昭

安政七年(1860)三月三日、雪にけむる江戸城桜田門外に轟いた一発の銃声と激しい斬りあいが、幕末の日本に大きな転機をもたらした。安政の大獄、無勅許の開国等で独断専行する井伊大老を暗殺したこの事件を機に、水戸藩におこって幕政改革をめざした尊王攘夷思想は、倒幕運動へと変わっていく。襲撃現場の指揮者・関鉄之介を主人公に、桜田事変の全貌を描ききった歴史小説の大作。

桜田門外ノ変(下)

税込 660 6pt

桜田門外ノ変(下)

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.5

評価内訳

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桜田門外ノ変 改版 下

2018/05/12 06:22

その時歴史は動いた!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉村昭氏はあるインタビューで、この作品を新聞に連載するにあたって二度大きく書き直しをしたと告白している。
 そのうちの一回は252枚も描いた原稿を燃やしたという。
 書き直しの理由は事実に反したことが判明した場合や自身が納得しない場合だそうで、例えばこの作品に登場する西郷隆盛は当時吉兵衛と呼ばれたいた時代でよくいわれる吉之助ではなかったとか、そういう細かい事実の積み重ねで、吉村氏の歴史小説が出来上がっているといえる。
 歴史上有名な大老井伊直弼の暗殺を描いたこの作品でも、その首謀者である関鉄之介を主人公に据えたのは、彼の日記が多く残されていたからと「あとがき」に書いているように、日記という事実があればこそ吉村氏の筆が動いたのであろう。

 いよいよこの下巻で、タイトルの「桜田門外ノ変」が描かれているが、400ページほどのこの巻でそれは前半100ページほどで描かれてしまう。
 あとは関鉄之介の逃亡生活がほとんどである。
 つまり上下二巻の全体を見ると、最初の300ページほどが変に至るまでの背景、そして真ん中100ページは変そのもの、あとの300ページは逃亡と事件に関わった藩士たちのその後を描いていると、大きくいえばそうなる。

 それにしても変そのものの描写のすさまじいことといったらない。
 桜田門に向かう井伊直弼の一行とそれを襲う藩士たち。ましては、その朝は大雪。
 まるで吉村氏自身が現場にいたかのような、そしてそれは読者である私たちにもある現場感覚こそ、この作品の醍醐味ともいえる。

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桜田門外ノ変(下)

2015/08/23 19:23

幕末の激動の中に散っていった無数の無名の男たち。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

襲撃は成功し、井伊大老の首を挙げた水戸浪士。しかし、それは必ずしも彼らの輝かしい未来を約束しはしなかった。共に決起するはずだった薩摩藩は裏切り、水戸藩も彼らを見捨てる。運命に見放された浪士たちは或いは戦死し、或いは自刃し、或いは捕らわれて処刑されていく。そして鉄之介にも追捕の手が迫っていた・・・。変こそ成功したが、時代の波に飲み込まれていった男たちの悲哀と運命を描いた傑作ドキュメントである。

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桜田門外ノ変 改版 上

2018/05/11 07:07

何故水戸藩士は井伊直弼を殺害したか

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

時の大老井伊直弼を水戸藩士たち(薩摩藩士もいたが)が暗殺した、いわゆる「桜田門外ノ変」は歴史の授業でも習うし、時代が大きな舵をとったエポック的な事件として名称だけは聞いたことがあるかと思う。
 事件があったのは安政7年3月3日。江戸には季節はずれの大雪が降っていた。
 安政という年号で思い出されるのは「安政の大獄」。
 井伊直弼が当時の改革者を弾圧した、これも有名な事件である。
 安政の大獄で命を散らしたのは水戸の人間だけではない。長州の吉田松陰が有名だが、被害者は全国にわたる。
 では、何故水戸藩士が井伊直弼の殺害を狙ったのか。
 吉村昭がこの変を殺害の首謀者の一人関鉄之介を主人公にして、1988年10月から翌年8月にわたって新聞に連載したのがこの作品で、新潮文庫版で上下二巻として刊行されている。

 新潮文庫版の上巻では攘夷派の水戸藩藩主斉昭が幕府側とことあるごとに衝突し、開国を迫る異国に対して朝廷の許可なく開国の条約を結ぶ大老井伊直弼と決定的に敵対することになる。
 関係のこじれは開国問題だけではない。
 薩摩藩などと共闘して次期将軍を一橋慶喜に推挙せんとしたことや朝廷側とのやりとりなど、幕府側にとっては排除したい人物であったことは間違いない。

 吉村の筆は変に至るまでのさまざまな事象をまるでサスペンス劇を見ているように息もつかせない勢いで綴っていく。
 吉村昭が記録小説という分野で勝ち取った文体が歴史小説でも生きているといえる。
 圧倒的な面白さのまま、まもなく桜田門外ノ変へと続く。

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