- みんなの評価
4件
忘霊トランクルーム
著者 吉野万理子
夏休み、湘南。祖母の長期旅行中、彼女が営むトランクルームで留守番のアルバイトをすることになった十七歳の星哉。一人暮らしに胸ふくらませ、お客である年上の西条さんに淡い憧れを抱くものの、どうやらこのトランクルームには、物に憑(と)りつく幽霊=忘霊(ぼうれい)が出没するようなのだ。品に刻まれた持ち主の“想い”を解放しようとする星哉と西条さんは……。爽やかで少しほろ苦い青春ミステリ。
トリカブトの花言葉を教えて(新潮文庫nex)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
忘霊トランクルーム
2018/09/11 13:56
忘れたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前にひかれて購入。
買って損した。
つまらない。
登場人物がメンドクサクてイライラする。
裏表紙のあらすじでは「持ち主の想いを解放」と
面白そうなことを書いていたが、前進も後退もせず、
ほぼほったかしで、完全な肩透かし。
2話目ぐらいからこんな話が続くのかと、後半は飛ばし読み。
トリカブトの花言葉を教えて
2020/03/27 00:34
ご年齢
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者は50歳くらいの方かと思ったら、
70年生まれということでちょうどのご年齢。
筋立てだけなら樋口有介作品にありそうな感じ。
ただ主人公(男子高校生)にまるで現実感がなく。
もっといえば、ヒロイン(?)にもなく。
花の教室のマダムたちの生々しさだけが浮き出ていた。
ストーリーは嫌いじゃないけれど、
作者が描き切れる世界だけで書いてほしかった。
トリカブトの花言葉を教えて
2020/02/02 20:19
『トリカブトの花言葉を教えて』
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖母が経営するトランクルームの管理人をひと夏のあいだ任された十七歳の星哉
片思いをしている年上の西条さんも“忘霊”が“見える”ようになったことに心穏やかではなくなる
“忘霊”とは預けられた物に憑く人の感情
誰かに強い殺意を抱いたときに見えるようになるらしい
ということは、西条さんは誰かに殺意を抱いている?
西条さんのことを知るために星哉は彼女が働くアートフラワー教室に潜り込む
そこで知った意外な事実とは
そして、西条さんが用意した猛毒を持つトリカブトの使い道は
《恋と疑惑が渦巻くロマンチック・ミステリ。》──帯のコピー
湘南を舞台にした地元感いっぱいの青春ミステリ『忘霊トランクルーム』(新潮文庫nex、2018年5月刊)の続編
鎌倉駅西口にあるシックな建物が“日本一イケてる”スターバックス
鵠沼海岸にある白亜の洋館で知られる「佛蘭西料理 名古屋」
眺望絶景、行列のできるカフェ「ル・ミリュウ鎌倉山」
一度は訪れてみたい名店が実名で登場するのも本書の(著者の)魅力のひとつ