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完結

影武者徳川家康

著者 隆慶一郎

慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。

影武者徳川家康(下)

税込 869 7pt

影武者徳川家康(下)

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.4

評価内訳

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影武者徳川家康 改版 上

2011/02/22 06:22

自分が死ぬことを勘定にいれずに、今、どうすべきか何の躊躇もなく即やりました

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 隆慶一郎の作品は、命知らずの、死ぬことを屁とも思っていないようなみごとな男の生き様があります。勇敢であり人情に厚く、大きな感動があります

 私は、小学4年生のとき、国語の教科書で、ひとつだけ解らないことがありました。それは、宮澤賢治の最期の様子でした。


 病気で寝ていたときに、ひとりの農夫が肥料のことについて たずねに来ました。賢治の病気がたいへん重くなっていることを知っている うちの人たちはことわろうとしました。しかし賢治はせっかくたずねてこられたのだから、と言って、ねどこから起き上がると、一時間にもわたって、ていねいに教えてあげました。
次の日の昼すぎ、賢治は、安らかに息を引きとりました。


 小学校の担任の先生は、ここは無理して応対せず、ゆっくり休んで病気が良くなってから教えればもっと沢山の人に教えられるのだから断るべきだった、と言ってました。そのときは担任の話に一応納得していたのですが、心に引っかかるものがあり、二十才の頃、ともかく、そういう生き方をした人がいたことを、心に留めておこうと思いました。でも、宮澤賢治の行動の意味はわかりませんでした。

 そして、小学四年生のときから数えて四十数年後、隆慶一郎のメモに、これから書く予定の小説があって、その中に宮澤賢治の名があったのです。

 このとき初めて宮澤賢治の最期の行動の意味がわかりました。賢治は隆慶一郎の描く小説の命知らずの主人公たちと同じでした。自分が死ぬことを勘定にいれずに、今、どうすべきか何の躊躇もなく即やりました。 みごとな生き方でした。

 私、”みどりのひかり”が書きました「般若心経物語」には、好きな小説家として、隆慶一郎と中島敦をあげています。この本は宮澤賢治の「眼にて云ふ」の詩の中の《きれいな青ぞらとすきとほつた風》を中心として、様々な先達の生き方や物語が書かれています。隆慶一郎がシナリオをかいた、映画「にあんちゃん」の原作、小学生の日記「にあんちゃん」のお話も出てきたりして慟哭します。隆慶一郎の書いてきたことと共通する大切な何ものかがあります。

 影武者徳川家康では、本物の家康は、関ヶ原の戦いで甲斐の六郎に殺され、影武者の世良田二郎三郎が家康に成りすまし指揮を執る。そののち、徳川秀忠との長い戦いが始まる。そういう内容ですがいたる所に大きな感動があります。

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影武者徳川家康 改版 上

2011/12/04 23:44

人間を描く魅力

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 面白い。これまで『吉原御免状』のシリーズ、『一夢庵風流記』、『捨て童子松平忠輝』など読んできたが、間違いなくこれが作者の最高傑作だろうと思う。
 作者は時代小説のかつての大御所の一人。時代小説といえば、どちらかというとニヒルなハードボイルドが主流かという気もするが(最近はまた違う感じだが)、この作家には一種大らかなロマン主義があって、読者によってはそれが魅力だろう。ここでも、他の作品に共通して登場する「道々の者」と呼ばれる自由人たちや、その自由な独立国のモチーフなどにそうした面は現われていて、作者の嗜好がよくわかる。個人的にはハードボイルド趣味なのか、これまでは、それなりに楽しみながらも、やや物足りなくもあった。が、この作品ではそうした好みの問題以上に、プロットのスケールの大きさと厳しさとが際立っていて、それが読ませる。
そのプロットとはいうまでもなく家康が途中から影武者だったという着想である。題からしてすぐわかるわけだが、どういうわけか、この点にはあまり興味を覚えてこなかった。奇想天外すぎて面白さの質まで思いが至らなかったせいか。だが影武者が入れ替わるとすると、そこには困難の大きさと、それを乗り越えていくことのとんでもない冒険性がある。それはたとえばル・カレなどの上質のスパイ小説にも似ているように思うが、国の命運を左右するスケールと、政治的駆け引き、陰謀策謀渦巻く知的なバトル、そして直接の暴力的なアクション、秘密に絡む複雑な人間感情と心理、などが複雑に錯綜してくるわけで、これが面白くないはずはない。
 多少歴史解説めいた中盤がやや刺激を欠くものの、特に最初のほうは面白い。人物の言動とその描写からにじみ出る人間自体をこれほど楽しめる小説を読むのは久しぶりだ。いわば人物の一挙手一投足が、人間というもののの様々な味わいを描き出すためにある感じ。
 なお、家康を影武者とするのは、作者の単なるアイデア上の離れ業ではなく、どうやら史実に照らして本気で信じているらしいのもわかった。この種の歴史秘話としては、宮本武蔵複数説や、チンギスハン=義経説が有名だが、ここではそうした仮説自体が、謎解きや材料としてよりも、そのまま小説の核として具現しているのがすばらしいと思う。

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影武者徳川家康 改版 下

2011/12/06 13:45

アクションから知的バトル、そして仲間

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

柳生の攻撃に対するアクションのハイライトは(中)で終わってしまったので、後はあまり面白くないのかな、と思ったがどうしてどうして、ここでは静かだが智謀のやりとりが面白い。予想されるように、中心テーマは大阪の陣。猿飛の登場などもパンチが効いている。ただ真田幸村のその後の扱いはやや物足りなかった。最後に向けて、仲間内の和みはこの作者の持ち味でもあるが、(上)について書いたように、個人的好みからすると、この辺は何か面映くもあって微妙なところだ。
あとがきの詳しすぎるぐらいの解説を読むと(縄田一男)、作家が本気で影武者家康説を信じていて、それに基づく事実としての歴史小説を構築したことがわかって興味深かった。

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