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2件
愛に乱暴
著者 吉田修一
初瀬(はせ)桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。夫・真守の両親が住む母屋の離れで暮らし、週に一度、手作り石鹸教室の講師をしている。そんな折、義父の宗一郎が脳梗塞で倒れた。うろたえる義母・照子の手伝いに忙しくなった桃子に、一本の無言電話がかかる。受話器の向こうで微かに響く声、あれは夫では? 平穏だった桃子の日常は揺らぎ始め、日々綴られる日記にも浮気相手の影がしのびよる。
愛に乱暴(下)(新潮文庫)
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愛に乱暴 上
2021/02/11 22:42
主人公の感覚がやや不可解
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
各章の最初に夫の愛人の日記、次に主人公である妻目線の地の文、最後に妻の日記という風な構成になっている。主人公の感覚がやや不可解だが、これから下巻でどうなって行くのか。上巻の最後で物語が大きく動き出した。
愛に乱暴 下
2021/02/13 17:55
主人公の感覚には最後まで違和感が残った
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻でいきなりドンデン返しがあった。でも、推理小説じゃないんだから、ドンデン返しがあったからって何?って感じがしました。主人公の感覚には最後まで違和感が残った。終わり方もなんかスッキリしませんでした。脇役の人達も最後まで存在感が希薄でした。