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ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち
著者 北村雄一
深海には、われわれの想像を超える生物が蠢いている。まったく光が届かない世界で、捕食者から逃れ、パートナーを見つけるために特化した視覚・聴覚・嗅覚、不思議な器官。海の男たちから「シーサーペント」とおそれられた巨大ウミヘビや日本の漁船が引きあげたニューネッシーの正体とは。文字通りメスと一体化してしまうビワアンコウのオス、スケスケ頭のデメニギス、生きた化石シーラカンス、ダイオウグソクムシの無個性という進化など、深海のモンスターたちの異様な姿と習性を、迫力の描きおろしイラストで紹介する。
ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち
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ダイオウイカvs.マッコウクジラ 図説・深海の怪物たち
2021/04/20 17:39
絵も文章も秀逸です
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
深海に棲む巨大な生き物たちを、著者が絵入りで紹介した1冊です。
著者ご自身が描かれた巨大生物たちの絵はもちろん、文章も非常に優れています。
著者自ら「生物の先生」になり切り、世間が間違えて認識している巨大生物への知識を的確に、根拠を示して訂正している点が、実に秀逸です。巨大生物への正しい知識が身につく内容です。
絵に充てた紙幅がかなりあるので、結構速めに読み切れます。絵を眺めながら、ゆっくり読むのにも適しています。
2021/09/01 14:23
怪奇な生物のイラスト
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒い紙に白い描線で描かれた怪奇な生物のイラストに惹かれて本書を購入した。話の内容はトリビアの寄せ集め的な感じで今ひとつ統一感がない。終章で社会情勢に対する主張が述べられるが進化生物学の立場から見るとそのように思えるのだな と感じた。