- みんなの評価
1件
縄文vs.弥生 ――先史時代を九つの視点で比較する
著者 設楽博己
採集狩猟を中心とした縄文時代から、農耕を営み文明化や国家の形成が進む弥生時代へ。一般に日本の歴史の大きな分水嶺がここにあるとされてきた。では、この対照的な二つの時代は実際にはどのようなものだったのか。縄文と弥生の文化を専門とする第一人者が、最新の研究成果に基づき、農耕、漁撈、狩猟、通過儀礼、祖先祭祀、格差、ジェンダー、動物表現、土器という九つの視点から当時の生活を描き出す。さらに現代社会が抱える問題の起源を検証する。
縄文vs.弥生 ――先史時代を九つの視点で比較する
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
縄文vs.弥生 先史時代を九つの視点で比較する
2022/02/21 15:20
膨大なデータに驚き&圧倒
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の縄文時代と弥生時代では、生き方や文化がどのように違っていたのかを、9つの分野で比較する1冊です。
とにかく、両時代を裏付けるデータの量が半端なく、「ここまで分かっているのか」と驚き、かつ圧倒される内容です。日本の考古学のレベルの高さを思い知りました。文中にはたくさんの写真や表が登場し、分かりやすく仕上がっています。