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7件
ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学
著者 著:本川達雄
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学
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2024/01/31 22:16
完全なる科学ではないが、ロジックを学べる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sampo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学のレポート課題として読む。科学として証明されていないものの、法則としてよく知られているものについて、丁寧に論じた文章。
ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学
2022/08/22 20:25
数式のところで諦めずに最後まで読むべし
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
生命科学の本で、いろいろな動物をカバーしている。数式がところどころ出てくるが、はっきりってよく理解できない。それでも言わんとしている意味はとてもよく分かる。数式のところで諦めず、最後まで読んで欲しい。無茶苦茶面白いから。
ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学
2022/02/17 11:22
四半世紀も前の名著
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の出版は四半世紀も前のであるが、未だに版を重ねている名著である。生物の体の大きさに代表される様々の物理的性質をわかりやすい物理的法則と生物学で大変に興味深く解説している。この法則は生物学以外に企業や国家の大きさと振る舞いにも当てはまりそうな気がする。