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物語 イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで
著者 著:高橋正男
イスラエルという民族名は、紀元前十三世紀のエジプトの碑文にはじめて登場する。文明が交錯する東地中海沿岸部では、さまざまな民族が興亡してきた。そのなかで、イスラエル(ユダヤ)民族はバビロニア捕囚やローマ帝国による迫害など、民族流亡の危機を乗り越え、第二次世界大戦後に再び自らの国を持つに至った。本書は、民族の祖とされるアブラハムから中東戦争後の現在まで、コンパクトに語る通史である。
物語 イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで
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2022/05/16 17:40
聖書時代と独立後
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエルの歴史について聖書に記された古代国家とシオニズム運動から独立、中東戦争の近代史が中心に記述されている。一方で十字軍時代やイスラーム時代の記述は薄い。とはいえイスラエルの歴史について良くまとまっていてわかりやすい。
物語イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで
2020/06/12 08:08
「物語」と言えるかは別として
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中公新書の「物語」各国・地域シリーズ。世界の動向をきちんと把握するには、欧米や中国だけではなく、中東の歴史を理解しないといけないのでは、と思って読んだ。
「物語」と思って読むと書名とのイメージギャップがある気がするが、新書一冊によくまとまっていると思う。
物語イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで
2022/05/13 01:58
建国前と建国後の話
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
国も言語も「立ち上げ直した」民族の国の
歴史の概説書です。
神話の時代と現代とが、その間に横たわる
時間的な断絶を飛び越えて、一つの国の
歴史として接続されて語られてしまうことに、
奇異な印象を受けました。