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7件
朝鮮王公族―帝国日本の準皇族
著者 著:新城道彦
1910年8月、日本は大韓帝国を併合した。最大の懸案だった皇帝一族の処遇については、王族・公族の身分を華族より上に新設し、解決を図った。1945年8月の敗戦まで、男子は軍務に就くなど、皇族同様の義務と役割を担う。異民族ながら「準皇族」扱いされた彼らの思いは複雑であり、日本に忠誠を尽くす者、独立運動に関与する者など多様であった。本書は、帝国日本に翻弄された26人の王公族の全貌を明らかにする。
朝鮮王公族―帝国日本の準皇族
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朝鮮王公族 帝国日本の準皇族
2015/08/30 08:05
旧大韓帝国の皇帝一族
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:express455 - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧大韓帝国の皇帝やその一族が、韓国併合後にどのように扱われたかが記述されている。日本の韓国併合が、前王朝に対する世界の常識とはかけ離れた実態だったことが理解できる。記載内容も客観的で好感が持てる。
朝鮮王公族 帝国日本の準皇族
2015/08/17 17:14
労作
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:goldwig - この投稿者のレビュー一覧を見る
事実を重視した労作ですね。どなたか韓国語に翻訳できないかしら。
2023/10/09 16:31
併合後の朝鮮王族
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
併合後の朝鮮王族が準皇族として扱われたのは知っていたが実際にどのような生活をしていたのかは知らなかったので面白かった。併合が急だったため結婚や葬儀をどうするかなどの規定が当初はできていなかったことや李太王の葬儀で集まった民衆と三・一独立運動との関係など興味深かった。