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4件
ロボット RUR
著者 カレル・チャペック 著 , 阿部賢一 訳
無限の労働力「ロボット」によって、人類は苦役と貧困から解放され、真の幸福を得るはずだった――。1920年、中欧の小国で発表されたこの戯曲から「ロボット」という言葉が生まれた。今なお多くの問いを投げかける名作を、発表より100年を記念し新訳する。
資料 カレル・チャペックによる記事
「今一度、ロボット(RUR)について」(1921年)ほか
訳者解説
「『ロボット』あるいは世界文学のつくりかた」阿部賢一
ロボット RUR
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ロボット
2021/04/03 12:37
カレル・チャペックの代表作です!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『山椒魚戦争』や『ダーシェンカ』などの作品で知られる20世紀前半にチェコで活躍したカレル・チャペック氏の作品です。同書は、無限の労働力「ロボット」によって、人類は苦役と貧困から解放され、真の幸福を得るはずだったという物語です。1920年、中欧の小国で発表されたこの戯曲から「ロボット」という言葉が生まれたということです。今なお多くの問いを投げかける名作を、発表より100年を記念し新訳すしています。著者による作品解説、訳者解説「『ロボット』あるいは世界文学のつくりかた」も収録された一冊です。
ロボット
2023/05/29 09:12
読みやすいSF戯曲
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロボット、アンドロイドなどや「ブレードランナー」などに興味を持った方にも。
SFを読んでみたいけど、という方にもちょうど良い。
チャペックにはまるきっかけになった。
ロボット
2021/07/31 14:35
ロボットは反乱するもの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
100年も前に書かれたこの戯曲から「ロボット」という言葉が生まれたということを裏表紙を読んで初めて知り、興味を持ったので読んでみた。第二幕でもうロボットが反乱を起こしていて、そのスピード感に笑ってしまったのだけど、フィクションにおける"ロボットは反乱するもの"というお約束はこの頃から…というより最初からそうだったのね。異民族ロボットを作れば団結しなくなるはず、などの発想もすごい。面白かったです。