- みんなの評価
44件
三千円の使いかた
著者 原田ひ香 著
垣谷美雨さん絶賛!
「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そういった価値のある本です」
就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?
知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説!
三千円の使いかた
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三千円の使いかた
2021/11/28 16:55
お金の使い方は、ひとそれぞれ
15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生を振り返ってみて、またこれからの短い先のことを見つめて、いい物語だなと思う。お金の使い方には、その人の生き方が詰まっている。人それぞれだけれど、使い方を考えていくことは、幸福の追求とどうぎなのだろう。理不尽なことが多すぎるならば、それを見越して、うまく生き抜いてみたい。
三千円の使いかた
2021/09/07 21:01
ほのぼの...
10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後に涙がほろっとでてしまいました。
お金の価値観、幸せも人それぞれ...
家族の温かみも感じた1冊だった。
三千円の使いかた
2022/01/10 20:30
お金の使い道は生き方を表す
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばき - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ第1章を読み終えたばかりですが、主人公の美帆が家族とはほどよい距離を保ちながらも自立した生活を思い描く当たりはとても共感が持てました。
同じ家庭で育ちながらもときめくものにお金を使う美帆と家庭を持ち、堅実にお金を使う姉の真帆が対照的に描かれているのもとても面白いです。
美帆がふとしたきっかけで一戸建ての資金を貯めることを決心し、普段のお金の使い方を振り返るくだりは、読みながら自分のお金の使い方は正しいだろうかと自問せずにはいられなくなります。
お金の使い方はその人自身を表すものだと実感しました。