- みんなの評価
11件
もうじきたべられるぼく
著者 はせがわゆうじ 作
号泣必至。
ぼくはお母さんと会えるのか――
TikTokの読み聞かせ動画が
300万回再生された泣ける話、待望の書籍化。
「たべられること」を受け入れたぼくが、
さいごにしたかったこととは。
食育にもおすすめの1冊です。
もうじきたべられるぼく
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2024/07/25 21:40
いのちはつながれている
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
食肉用のウシが食べられる前に、ひとめお母さんに会うため故郷の牧場を訪ねることにしました。
幼い頃の思い出に浸り、お母さんの元を訪ねますが、もうじき食べられてしまう自分に会ったらお母さんが悲しくなるんじないかと思い、直接会わないで遠くからそっとお別れをして帰ることにします。
同じ動物でも食用の動物ではなく、動物園のゾウ達のように皆んなに愛されたかった、と思う姿が切ないです。でも食用に生まれたことを恨みはせず、自分を食べる人が命を大切にして欲しいと願っていて、食料が食べる人に命をつないでくれていることを改めて考える絵本です。
ほんわかした挿絵が命を考える重いテーマに向き合いやすくしてくれています。
もうじきたべられるぼく
2023/02/04 16:22
命をもらって生きていくということ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しいタッチの絵とは裏腹のタイトル。
食べられることを悲しむより、
食べられるなら、最期にお母さんに会いたいと思う主人公。
ひとり、電車に乗って、ふるさとの牧場へと向かいます。
でも、太れ太れと言われて
太ってしまったぼくを、お母さんが見たらどう思うか……。
そして、会わずに帰りの電車に乗りますが……。
私たちは、日々、命をもらって生きています。
もし、動物や植物に感情や言葉があり、
食べないで!殺さないで!と言われたら、
私たち人間はどうするのでしょうか。
命をもらって生きているのだから、
日々感謝し、一生懸命生きることが私たちにできることなのではないでしょうか。
食育の絵本にもオススメです。
もうじきたべられるぼく
2022/12/02 05:03
泣くよ、泣いた。
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:遥 ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルで、まず、びっくり。
絵本なので、どんなストーリーなの?
すぐに引き込まれてしまう絵!
一文一文心に届くこの感じ。
自分で読めるようになった子どもたちに送りたい。
命をいただく私たち、ありがとう。