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3件
物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために
著者 伊藤邦武 著
哲学とは何だろうか――。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。
物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために
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2024/02/07 22:28
哲学の歴史
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学の歴史を単に辞書的にさまざまな人の考え方を羅列するのではなく全体的な流れを意識して記述されている。
2025/02/05 12:29
わかりやすい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学の歴史が、わかりやすく解説されていて、よかったです。自分と世界を考えるヒント満載で、役立ちそうです。
物語哲学の歴史 自分と世界を考えるために
2019/03/07 01:51
ある哲学史
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
欲張った内容だが、著者なりの価値観というか哲学観が貫かれているので薄っぺらい感じはない。魂の哲学、意識の哲学、言語の哲学、生の哲学という四章立てになっている。著者がおそらく英米哲学を生業とするため、従来の大陸系だけでなくアメリカのジェイムズ、パースにスペースが割かれる。一方でルソー、ホッブズは一顧だにされず、ヘーゲルも意外に小さな扱いになり、生の哲学とされた中にプラグマティズムの扱いにも違和感が残る。しかし羅列的に名前を紹介されるより、著者なりのスタンスで取捨選択された哲学史なのでおもしろく読めた。