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柴田勝家 織田軍の「総司令官」
著者 和田裕弘 著
織田家随一の重鎮として信長の信頼が厚く、北陸方面軍司令官に任じられた柴田勝家。だが本能寺の変により運命は暗転する。主君の弔い合戦で後れをとり、織田家後継を決める清須会議で羽柴秀吉の独断専行を許す。最後は賤ヶ岳で秀吉との決戦に敗れて自害した。「勇猛だが不器用で無策」と評されるなど、勝家には後世作られた負のイメージが根強い。信用しうる同時代史料を中心に事績を検証し、「悲運の名将」の実像に迫る。
柴田勝家 織田軍の「総司令官」
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柴田勝家 織田軍の「総司令官」
2023/07/05 07:36
清廉潔白な織田家重臣の実像に迫る一冊
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三度の飯より戦国史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
柴田勝家といえば、織田家きっての猛将であり、武功一筋のいわゆる脳筋であり、清須会議等では秀吉に激昂する古武士なイメージがありました。しかし、実際は秀吉と戦うまで信長生前時の体制の維持を訴え、全く徒党や派閥形成をしなかった清廉潔白な武将だったのは驚いた。ましてや、勝家に意外にもファッションセンスがあり、イエズス会の宣教師に対して過分なもてなしをするなど読んでいて勝家が好きになった。
一方で、織田家を牛耳り、勝家の最後通牒すら無視する秀吉が大嫌いになった。
2024/09/08 05:36
宿老
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
織田家には欠かせない存在だが真の姿をあまりすることはなかった。本書は数多くの資料を検証し真実に迫るもの。秀逸な書籍といえる。
柴田勝家 織田軍の「総司令官」
2023/08/07 22:46
戦国将軍・柴田勝家について詳しくなりました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
柴田勝家という戦国将軍について詳しくなかったので、学びたくて購読しました。
当書を読んで、柴田勝家についていろいろ知れてよかったです。文章も読みやすく、紙幅も比較的薄いので、一気に読み切れました。