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近代絵画史 増補版
著者 高階秀爾 著
絵画における近代は、印象派とともに始まる、といわれる。しかし、印象派の「革命」をもたらした要因がロマン主義の運動にあるとすれば、広い意味でのロマン主義に始まる大きな歴史の流れの中で近代絵画は理解される必要がある。本書は、十九世紀前半から第二次世界大戦にいたるおよそ一五〇年間の西洋絵画を概観。上巻は近代絵画の先駆者ゴヤから、ボナールに代表されるナビ派まで。名著をカラーで刷新。
カラー版 近代絵画史 増補版(合本)
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2024/02/21 23:11
近代絵画の歴史
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アカデミックな歴史や神話を題材としたものが絵画の中心だった時代から150年ほどの近代の中で抽象画のような素人目には何が主題なのかわからない絵にまで変化していくのはどのような経緯があったのか歴史を辿ることでよくわかる。
カラー版 近代絵画史 増補版(上) ロマン主義、印象派、ゴッホ
2024/02/20 17:01
印象派の誕生とその克服
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧来のアカデミズムな規範が求められた絵画の世界から印象派がどのように生まれたのか、その前史から語られる。そしてその印象派が新たな規範になったときにそれを克服する新たな流れが登場してくる様が面白い。
カラー版 近代絵画史 増補版(下) 世紀末絵画、ピカソ、シュルレアリスム
2024/12/18 04:35
シュールレアリストにブエノスディアス
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
1929年に参加したダリ、スペイン語の「こんにちは」が出たのか気になります。グロテスクなカエルもひと筆で、アートなグルヌイユへと塗り替えたことでしょう。