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3件
北天に楽土あり 最上義光伝
著者 天野純希
伊達政宗の伯父にして山形の礎を築いた戦国大名・最上義光(もがみよしあき)。父との確執、妹への思い、娘に対する後悔、甥との戦(いくさ)。戦場を駆ける北国の領主には、故郷を愛するがゆえの数々の困難が待ち受けていた。調略で戦国乱世を生き抜いた荒武者の願いとは……。策謀に長けた人物とのイメージとは裏腹に、詩歌に親しむ一面を持ち合わせ、幼少期は凡庸の評さえもあったという最上義光の苛烈な一生!
北天に楽土あり 最上義光伝
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北天に楽土あり 最上義光伝
2020/06/28 16:00
読みやすく、一気に読み切りました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
波乱に富んだ人生だったが、毛利元就に並ぶほどの策略家なのに、家臣や民にことをよく考える心優しい領主であったことがよくわかる。徳川に肩入れしたにもかかわらず、子孫が改易されたことは大変残念、無念です。でもそのおかげで出羽地方が栄えたことに少し安堵感を感じました。
北天に楽土あり 最上義光伝
2017/12/22 10:55
組織のかじ取りとは?
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。私が注目したのは、章ごとに中心となる人物が出て来てその語りで物語が進行することだ。これにより非常に分かり易い物語進行となったと同時にその人物の心理状態、主人公の最上義光に対する感情がよく分かった。
戦国期から豊臣、徳川草創期にかけても東北山形にこんなドラマがあったなんてということを知れただけでも一読の価値あり。
また、その変化の多いストーリーと登場人物の多彩さからNHKの大河ドラマに是非取り上げてほしいものだと思った。
北天に楽土あり 最上義光伝
2021/07/31 08:13
大河ドラマからアップデート出来た
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:扇町みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
最上義光と義姫については大河ドラマ「独眼竜政宗」の原田芳雄と岩下志麻がちょっと小狡いイメージ、本当にそれしか無かった。
いろいろ頑張ったのにもかかわらず、代替わりした後のあっけなさに驚いた。
最上義光作品、そしてこの作家さんの作品は今後も読んで行きたい。