拙者、妹がおりまして
著者 馳月基矢(著)
本所に住まう御家人の白瀧勇実は、無役の小普請ながら学問に優れ、剣術にも長けた二十三歳の若侍。手習所の師匠を務め子供たちにも慕われる好青年だが、出不精でのんびり屋なのが玉にきず。一方、勇実の六つ下の妹千紘は、兄とは対照的に明るく活発で、現状に甘んじている兄が歯がゆくて仕方がない。勇実にやる気を出させるべく、叱咤するのだが――。悩み深き若者たちの日常と成長を爽やかに描く、青春時代小説シリーズ第一弾!
拙者、妹がおりまして : 1
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拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 3
2021/12/06 16:25
引っ張るね。
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
白瀧家では手習い所の先生の勇実と千紘の兄妹が仲良く暮らしていた。勇実は妹の千紘と隣に住む幼馴染の龍治との関係に気にしていた。一方では勇実も菊香との距離感に戸惑っていた。どのように接すればいいのか戸惑う勇実と、婚約破棄され未来は閉ざされたと考える菊香。この二組がどのような関係になっていくのか・・・・・。
また、勇実と龍治が捕らえた娘殺しの「お七」が牢を抜け出した。「お七」は実は大身の旗本の息子であり、町奉行に圧力をかけたことが原因であった。その話を聞き、勇実と龍治は警戒する。しかし、警戒をよそに千紘と菊香は襲われる・・・・・。
二組の恋の行方も楽しみですね。しかし、お七のお礼参りはわかるが、また次作以降にも登場するのでしょうね。ちょっと引っ張りすぎのような感じがしました。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 9
2023/04/14 09:55
勇実と菊香の関係
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼馴染の将太に妹ができた。婚礼にあたり両家の家格を合わせるために養子に来た理世であった。将太は理世に一目惚れしてしまう。また、同心の岡本達之進は火牛党の事件解決の褒美として女中として雇ったおえんと夫婦になる。
一方、菊香の弟・貞次郎も以前に見合いをした琴音と夫婦になることが決まる。しかし勇実と菊香は進展するどころか、喧嘩をしてしまい距離が広がってしまうのだが・・・・・。
今回は勇実の周りだけが幸せな内容でしたね。千紘と龍治の中も進まないようですし。ちょっとじれったく感じますね。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 6
2022/07/27 11:54
なかなか話が進まない
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
千紘は龍治からも若様からも思われて。兄勇実は菊香さんにはっきり言えるのかな?
龍治は随分気持ちが固まったよね。
決まっちゃったら話が終わるから伸ばしてるのかな?
でも、若様もおばあ様の力を加えて・・・・゛うする千紘。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 3
2021/10/26 12:39
龍二しっかり
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋の行方は?
龍二の恋がかなうよう祈るが、勇実さんの恋もね。
なんだか青春ラブストーリーだけど、こんなに上手くいくのかな?
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 2
2021/10/09 13:32
千紘と勇実と龍二 それに菊香
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
千紘と龍二の心が通じ、次は勇実と菊香かな?
そして、勇実は勘定方に出仕し、寺子屋は将太が継ぐとか・・・
妄想ひどすぎかな?
やはり次を読まなきゃわからないかな?
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 1
2021/09/23 08:37
気軽に読める
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄妹ともに、別々の寺子屋で教えている
隣家の道場跡取りは妹に気がありそうだ。
父の致仕による浪人生活だが、自由で楽しそうだ。
本当にこんなフランクな暮らしができたのかな?
でも楽しみたして読むには十分。
次作も出ているようだ、
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 4
2022/01/31 10:27
おめでとう?
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父の代からの手習い所を営む白瀧勇実。勇実は川に溺れた女性・菊香を助けたこともあり、菊香と弟・貞次郎とも交流があった。ある日、貞次郎が勇実と勇実の友・龍治に相談を持ち掛けてきた。なんと姉の菊香がお見合いをするというのだ。見合い相手は二本差しであったが、実は御家人株を金で買い取った商人であった。二人の父親よりも年を取っており、性格も傲慢な男であった。見合いの話を聞き、勇実はその御家人と話をしに行く。しかし、菊香は御家人に連れ出され・・・・・。
貞次郎も勇実さんもちょっとかっこよかったですね。菊香さんと夫婦になりそうですね。千紘も龍治と夫婦になるでしょうから。あとは龍治に恨みを持つ殺し屋の存在ですね。早くカタを付けて欲しいですね。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 2
2021/12/02 10:49
拙者の妹は・・・
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女性だけを狙った盗人が現れた。昼間は金目のものを奪い、月の出る夜には女性の命まで奪う非道な盗人であった。山蔵親分は盗人を捕まえるために、勇実と龍治に協力を依頼する。話を聞いていた勇実の妹の千紘と友達の菊香は囮になることを申し出る。
そして、二人を襲った盗人を捕まえたが・・・・・。
千紘は龍治といい感じになりましたね。また勇実と菊香が案外といい関係になりそうですね。三作目の展開に期待します。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 1
2021/11/24 12:31
拙者の妹が・・・
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御家人の白瀧家には勇実と千紘の兄妹が暮らしていた。勇実は学問に秀で、また剣の腕も一級品であった。しかし勇実は無役の御家人であったため昼間は手習い所で子供たちを指導していた。そのため殆ど外出せず、家でも学問の勉強をしていた。一方、千紘は兄と同じく、女の子向けの手習い所で働いていた。しかし、兄の勇実とは違い、活発で、常に明るくて元気のいい性格であった。ある日、馴染の総菜屋で主人が恐喝にあっているとの話を聞き、千紘は解決に乗り出すが・・・。
勇実は物腰が柔らかで実直、そして知性がある剣の上手なんでしょう。しかし妹にだけはその彼の物事の道理が通用しないのでしょうね。千紘には振り回されている感がありますね、彼女に悪気はないのでしょうが。「拙者、お節介な妹がおりまして」
でも通じそうですね。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 10
2023/09/11 19:20
大団円
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれ収まるところに納まり
よかったよかった。
勇実さんもこれでやりがいあるお仕事について、よかった。
やっぱり龍治が一番いいな。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 10
2023/07/19 12:26
拙者、妹がおりまして10
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
白瀧勇実は南町奉行の遠山と会談中に火牛党の権左に襲撃を受ける。遠山を庇った勇実は腹部を斬られる。生死を彷徨う勇実を菊香が付きっ切りで看病する。菊香の看病の甲斐もあって勇実の容態は持ち直す。そこに遠山からの湯島学問所で働かないかとの手紙が届く。勇実は千紘、龍治、菊香、筆子のことを真剣に考えた末にある結論を下す。その結論とは・・・・・。
このシリーズも完結してしまいましたね。清々しくもあり、じれったくもあり、いろいろな思いが蘇りました。また勇実か千紘のその後を描いた作品が出てきそうな感じがします。ちょっと期待しています
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 8
2023/02/06 10:30
龍治の浮気?
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寺子屋の師匠の白瀧勇実。勇実には菊香という気になる女性がいた。しかし、相変わらず距離が縮まらず、周りはやきもきするばかり。一方、妹の千紘も龍治との関係も進展なし。その上、龍治には女性が家にまで訪ねてくる始末。二人の女性が悲しまないように、筆子がとった行動は?
勇実さんと菊香さんはどうなるのでしょうね。恐らく夫婦になるとは思いますが、ここまで引っ張れば劇的な内容なのかなと思います。ちょっと期待しています。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 7
2022/10/17 11:34
勇実と菊香
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矢島与一郎の旧友の誘いで箱根へ旅立った矢島道場の与一郎、龍治、門下生そして勇実、千紘、菊香、貞次郎。一行はお参りや観光、湯治を楽しみに箱根へきたのだが、何故かきな臭い話が出回っていた。鼠小僧が箱根にあるお宝を狙っているという。
直後に千紘と菊香が襲われる。与一郎は友に箱根に呼び寄せた本当の理由を問いただす。そしてその内容は皆が驚く内容であった。その内容とは・・・・・。
箱根へ旅行に行っても勇実と菊香の距離は縮まらなかったですね。むしろ将太の存在が気になってしまいました。菊香さんはどうすれば勇実とのことを真剣に考えるのでしょうね。次作の発売が待ち遠しいですね。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 6
2022/07/21 10:30
恋の行方は?
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旗本井手口家の若様の悠之丞は白瀧家の千紘に興味を持っていた。それを知った龍治は悠之丞に千紘への思いを告げる。悠之丞に嫁ぐのであれば然るべき家柄へ養女に出して送り出さねばならないが、勇実は白瀧家から千紘を嫁に出したいと考えていた。勇実は千紘のことだけでなく、進まない菊香との関係についても考えが纏まらず悩んでいた。
ある日岡本様から捕り物の手伝いを依頼される。それは先だって捕まえた火牛党の残党の捕り物であったが・・・・・。
今回も勇実と菊香さんの恋の進展はありませんでしたね、もうちょっとテンポよく進まないかと思います。千紘さんと龍治もちょっと水がはいってしまったことですし。今後、勇実さんは手習いの先生で終わるのか、尾花さんの誘いで奉行所に戻るのかが徐々に気になってきました。
拙者、妹がおりまして 書き下ろし長編時代小説 5
2022/04/18 12:43
勇実さんの恋は
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女装して殺しを繰り返していた旗本の吉三郎。行方知れずとなっていたが、実は勇実と過去に因縁のあったおえんの長屋にいた。おえんが勇実を恨んでいると考え、共に仕返しをしようと考えていたのであった。しかし、おえんと一緒に暮らすに連れ、吉三郎はおえんに対して別の感情が芽生え始める。そして、おえんが街のゴロツキにひどい目にあうと、吉三郎は・・・・・。
吉三郎は満足して死ねたようですね。とりあえず、千紘・勇実・龍治への危機は去ったようですね。おえんさんが今後どのように白瀧家と絡んでくるのかを楽しみにしたいと思います。また菊香さんと勇実さんは最後は一緒になると思うのですが、道程は長そうですね。次作を楽しみにしております。