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2件
ひとっこひとり
著者 東直子(著)
私たちが日常で交わす何気ない言葉、「大丈夫」「ごめん」「もういいよ」「なんで?」「ありがとうね」などのひとことをテーマに綴った短編を収録。孤独や寂しさを抱える現代人の心を掬い取りながら、ラストにはほのかな希望をそっと提示してくれる物語。歌人としても活躍する著者の、言葉のセンスがきらめく12編。装画を手がけた人気イラストレーター、三好愛氏の挿絵が彩りを添える。
ひとっこひとり
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ひとっこひとり
2023/10/01 11:48
ちょっと寂しい人たち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこにでもいそうな人がある日不幸に見舞われる。肉親の死とか勤務先の倒産とか。誰にでも起こりうる、自分ではどうしようもできない出来事。
そんな人たちが少しだけ勇気を出して幸せを取り戻す短編集。
自分の境遇を受け入れながらも、小さな幸せを見出していきます。静かで物悲しいけど、少しだけ心が温まるような話です。
お話は独立しており繋がりはないです。
ひとっこひとり
2023/09/14 15:50
さみしいけれど、あたたかい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「つれていって」が特に好きだった。
こういう優しさのある世の中になってほしい。
装丁も優しいイラストと色合いでよかった。