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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 8件

猛スピードで母は

著者 長嶋有 (著)

「私、結婚するかもしれないから」「すごいね」。小6の慎は、結婚をほのめかす母をクールに見つめ、母の恋人らしき男ともうまくやっていく。現実に立ち向う母を子どもの皮膚感覚であざやかに描いた芥川賞受賞作に加え、大胆でかっこいい父の愛人・洋子さんと小4の薫の奇妙な夏の日々を爽やかに綴った文學界新人賞受賞作「サイドカーに犬」を収録。子どもの視点がうつしだすあっけらかんとした現実に、読み手までも小学生の日々に引き戻される傑作短篇2篇。

猛スピードで母は

税込 448 4pt

猛スピードで母は

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

猛スピードで母は

2016/02/13 13:12

こんなに魅力的な作家もいないでしょう?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雲のこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る

言わずと知れた長嶋有さんの芥川賞受賞作収録。作者がどんなひとか知らぬときに、父がとにかく夢中になって読んでおり、じぶんも手に取った。あっという間にひきこまれる世界。書き手の性別がここまで作品に影響せず巧みな作家をじぶんは知らない。とにかく次の作品をどんどんよみたくなったきっかけの本。いつでもどんな気持ちのときにも、持ち歩いていたい本です。

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猛スピードで母は

2016/09/13 14:08

すぅーっと入ってきました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞をとるような純文学作品は大抵退屈だと思っているのですが、この作品はなんだかすぅーっと入ってきた。

読み心地なんて日本語はないかもしれませんが、自分の感覚を言葉で表すなら、やっぱり読み心地がとても良かった、なのです。

今年小学6年生の姪に読ませて、感想を聞いてみたいなと思ってます(笑)

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猛スピードで母は

2011/11/13 13:43

読後は不思議な感覚に包まれて...

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞受賞作と、同賞候補作。その二つが詰まった贅沢な1冊...なのですが、どのあたりが「賞」あるいは候補作になるのか、よくわからない世界。これがよろしくない、というのではなく、そこにある世界観が、自分がこれまでに知っているものの外にある、というか、なんともつかみどころのないもので..
主人公は少年少女ですが、主役はその親だったり親の周りにいる人たちです。離婚をした、あるいはする、再婚をする、しない、そんな「大人の事情」を抱えた当人と、その「事情」を構成する人物たち。彼らの心情や、彼らだけの行動はほとんど出てきません。あくまでも第三者的な書き方ですが、目線はあくまでも子どものもの。そこから見えるもの、見える「事情」しか書かれていない。だから本当のところはどうなのか、読者にもわかりません。が、当の子どもたちにも「見えない」ものであるので、知らなくて当然というか、知る必要を感じないというか...
時代設定もよく分からないところはありますが、おそらく著者の子どもの頃の設定かと思われます。自分とは5年違いなのでおそらく幼いころの環境は近いものがあるのではと思われますが、そのころの子どもたちは、次の親世代になってきているわけです。故に、「当時の」子どもとしての読み手と、「今現在の」親としての読み手という、読み手側が時制を二つ持ちながら読み進める感覚になりますね。これが「不思議な読後感」をもたらす理由のひとつかもしれません。
もしかしたら自分が子どもだったころ、両親にもいろいろな「事情」があったのかもしれません。それを感じずに、いや、もしかしたら感じていたけれども感じていないようにふるまっていたのかもしれませんが...なんとなく(けして何か大きな事件があったわけではないのですが)そのころの両親のことを考えてしまったりしました。そして今は親の立場で、子どもたちが何を感じているのか、どこまで「事情」を話すのか、いつ話すのか、そんなことも出てくるかもしれません。
いずれの作品も、そこに登場する「事情を抱えた」女性たちが、非常に魅力的です。対して男性はさっぱり魅力が描かれていません。心理描写があるのは子どもだけですが、登場人物が「わけあり」を抱える中で動いています。人がいる、人しかいない。そんな小説だったような気が今、改めてしてきました。「賞」というカタチに惑わされているところはあるのですが、素直に読んで、なんとなく記憶に残る...そんなものでいいのかもしれません。こどもの心理描写、これって(考えてみれば)スーッと心に入ってくるような書き方って、結構難しいものかもしれませんね。忘れている感覚、だし。

【ことば】「あんたはなんでもやりな。私はなにも反対しないから」

おそらく自分は「反対」されたこともあったであろう母親が言った言葉。その通りに受け取ることはできない場面もあろうが、親ってのは子どもに対しては「可能性」を認め、なんでも受け入れたい、そんな気持ちでいるものだ。子どもに対して思っていることはたくさんあるが、それを口に出すのは、それなりの「本気」である時だよね。

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