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4件
青春を山に賭けて
著者 植村直己 (著)
植村直己はいかにして冒険家になり、いかにして「世界のウエムラ」になったか? ひとりの腕白少年が、大学へ進んで美しい山々と出会い、無一文で日本を脱出、ヨーロッパに渡りアルバイトをしながら、ついに五大陸最高峰のすべてに登頂を果たす。さらには南極大陸単独横断という目標めざして、アマゾンのイカダ下りなど過酷なまでの試練に次々と挑戦する――。大自然の中の「何か」に挑まずにはいられなかった冒険家が、みずからの型破りな青春を語り尽した感動篇。
青春を山に賭けて
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青春を山に賭けて 新装版
2016/04/01 10:10
人間力の極み
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
27歳にして五大陸の最高峰を踏破し、その大半が単独山行だったという事実に驚く。20キロ、30キロのザックをかつぎ、氷点下の冬山を登り、氷壁に取り付き、飢えと寒さに震えながらビバークする。ヒマラヤ遠征では仲間の隊員が落ちてきた氷塊で顔を切り、血だらけになったり、心臓発作で命を落としたりする。それでも頂を目指す植村直己の体力、技術、精神力、そして言葉の通じない土地で人々の協力を勝ち取る人間力に脱帽する。ページをめくる度に、山肌に吹き付ける風や照りつける太陽、アマゾンの褐色の流れが目の前に広がるようだ。
青春を山に賭けて 新装版
2022/04/25 17:11
冒険家!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
植村直己さんのお人柄が伝わってくる本でした。あらゆるチャレンジについて詳細にかかれており、まるでテレビなどで映像として見ているかのようでした。
お子さんでも読みやすいと思います。
青春を山に賭けて 新装版
2020/08/30 17:21
強く、弱く、やさしい人
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日(8月30日)は、冒険家の日。植村直己がマッキンリーに単独登頂した人のことで読み直した。
「いままでやってきたすべてを土台にして、さらに新しいことをやってみたいのだ」。
当時、30に満たない若者の言葉が、背中を押してくれるような気がする。