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ホテル・コンシェルジュ
著者 門井慶喜
コンシェルジュは名探偵!? 名コンビ九鬼&麻奈登場
「盗まれた仏像を取り返せ」「アメリカ大使の暗殺計画を阻止せよ」。どんな難問もホテルポラリス京都のコンシェルジュがズバリ解決。
ホテル・コンシェルジュ
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紙の本ホテル・コンシェルジュ
2017/01/15 17:21
こんなホテルに泊まりたい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
万城目学と共著「ぼくらの近代建築デラックス!」で薀蓄を語りつくした門井氏に興味を持ち本書を手に取ってみた。
「ぼくらの近代建築デラックス!」での博識ぶりとはイメージが大きく異なることが本書の印象。もちろん悪い意味ではない。
全体的に軽妙にストーリは展開する。軸はタイトル通りホテルのコンシェルジュである九鬼。彼が難問珍問を鮮やかに解決していく様は、読んでいて清々しい。
全編、嫌な気持ちを抱くことは微塵もなく、読後感は爽やか。
紙の本ホテル・コンシェルジュ
2023/02/13 14:28
目に浮かぶ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
映像が目に浮かぶ。
と思ったら映像化されてたのね。
ストーリーの展開も画き方も上手だなあ。
楽しく読めました。
紙の本ホテル・コンシェルジュ
2018/12/25 18:38
京都のホテル・コンシェルジェが主役
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説の作家だったはずの門井慶喜が描くホテルのコンシェルジェの小説である。門井の著作物を読んでいると、それ以外にも建造物にも興味があるようで、ヴォーリーズや国内の洋館など歴史的な建築に興味があるようだ。
この『ホテル・コンシェルジェ』は、舞台が京都にあるシティ・ホテルで、ベテランのチーフ九鬼、フロントデスク担当の麻奈、桜小路家の御曹司で同志社の学生である清長等が繰り広げるドタバタ喜劇である。短編集ではあるが、読み切りとなっている。
せっかく舞台をシティ・ホテルにしているのだから、もう少しホテルらしい、否、ホテルを使う手を考えてみてはどうかと思う。桜小路清長が問題を持ち込み、麻奈がそれを聞き、解決が難しいので、ベテランコンシェルジェの九鬼に頼り切るというのがお決まりのパターンである。
第一作目は京都らしく、「みだらな仏像」で読者の期待を集めるのだが、残念ながら肩透かしであった。最後まで読んでみたが、その調子はあまり変わらない。続編を出すのであれば、殺人や刑事事件などは全く似合わないので、コンシェルジェが扱えるような仕事の中からありそうなものを選択し、それを理詰めで解決するようなストーリーにならないのだろうか。せっかく京都のホテル、コンシェルジェを登場させているのだから、読者の期待をそらさないでもらいたい。
紙の本ホテル・コンシェルジュ
2017/08/08 09:32
読み難い
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くない。
1話目でリタイア。
文章が硬いのか読み難い、ページが中々進まない、かなりの時間ロス。
1話はどうにか全て読んだが、内容も面白くなかった。