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6件
江戸の備忘録
著者 磯田道史
なぜ信長は殺されたのか? 教育パパ家康が子どもたちに学ばせたものは? 江戸時代の教育事情は?
『武士の家計簿』『無私の日本人』など、著書が続々と映画化されている気鋭の歴史家が、広く、深く、日本史を見わたせるような歴史のトピックを厳選。かろやかな語り口を楽しむうちに、いつのまにか日本の歴史のたどり方が身につくエッセイ集。
江戸の備忘録
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江戸の備忘録
2015/02/01 12:12
知って嬉しい歴史の知識
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柑橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビで磯田先生の解説を聞いて面白かったので購入しました。
数ページ単位で1つの話題が区切れ、文章も簡潔なので読み易かったです。
信長や秀吉など、歴史上の有名人の話や、江戸時代の細かい暮らしぶり、はたまた歴史から日本の税についての考察まで、学校で習う歴史しか知らない私には、色々な内容の話題が新鮮で楽しく読めました。
もっと磯田先生の本を読んでみたいです。
江戸の備忘録
2017/09/11 18:35
まめ知識
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の溢れる資料好きが伝わってくる。零れ落ちそうな話題から今の世に役に立つように橋渡しをしているようにも思える。後書きにもあるようにそれが著者の使命なのかもしれない。歴史の隅っこに随分楽しませてくれる作品だ。
2017/04/22 17:44
磯田ファンなので
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
某テレビの歴史番組で司会を務める磯田先生のファンです。
独自の視点で鋭く切り込む姿勢が格好いい。
そんな作者の歴史よもやま話は思わず「へぇ~」とうなってしまうことばかりでした。
お上に取られる「税」は、現代サラリーマンも江戸の農民とさして変わらない、などというくだりは、読んでいてなんだか腹が立ちました。私たちって実は重税にあえいでいるんじゃないか、って。こんな風に現代とリンクしているところもあって楽しいです。
映画「殿!利息でござる」は、同じ作者の「無私の日本人」をもとにしていたんですよね。大ヒットも納得です。