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11件
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
著者 若林正恭
第3回斎藤茂太賞受賞! 選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文。
飛行機の空席は残り1席――芸人として多忙を極める著者は、5日間の夏休み、何かに背中を押されるように一人キューバへと旅立った。クラシックカーの排ガス、革命、ヘミングウェイ、青いカリブ海……「日本と逆のシステム」の風景と、そこに生きる人々との交流に心ほぐされた頃、隠された旅の目的が明らかに――落涙必至のベストセラー紀行文。特別書下ろし3編「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」収録。解説・Creepy Nuts DJ松永。
いざキューバへ!
ぼくは今から5日間だけ、
灰色の街と無関係になる。
ロングセラー傑作紀行文
書下ろし新章
モンゴル/アイスランド/コロナ後の東京
俺は誓いました。
あなたのように
生々しく生きていこうと。
(Creepy Nuts DJ松永「解説」より)
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
2021/02/18 09:35
節目とタイミング
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Rin - この投稿者のレビュー一覧を見る
きっかけはいつやってくれのかわからない
人は何かがある度に節目やタイミングを待ちそしてその時に挑戦を始めるのだ
しかし実際はタイミングなど関係な常に視野を広げることでそのチャンスを活かす事が出来るのである
初めて読んだ旅エッセイ
今時分がいる場所がちっぽけに変わり当たり前だと言う事を知ることができた
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
2021/03/27 15:26
楽しさと切なさと
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
★読みにくい?と感じた序盤
最初、あれ?読みにくいな?なんだろうな?と違和感を抱いた箇所がありましたが、最後まで読んで良かったと思いました。
違和感もスッキリ解消されて、そして感動。これは確かにただの旅エッセイじゃない。
★学ぶ意欲が湧いてくる
若林さんの学ぶ姿勢に感心してしまいました。
私も日本史や世界史を学びたいなと意欲が沸々と湧いてきました。
他の著書も是非読んでみたいです!
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
2021/01/26 22:39
「気付き」の光る紀行文
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の価値観のルーツを確認するために、キューバ・モンゴル・アイスランドへ赴いた一人旅エッセイ。勝ち組/負け組って何なのか、誰かのために生きるって何なのか、東京の居心地の悪さは何なのか?色々なモヤモヤを抱えつつ旅行を楽しむ。
言葉が通じない、当たり前が当たり前じゃない、キューバの空気感の中で、旅の後半に若林さんが色々な事に気付く。「旅に行って価値観変わった」とかじゃなくて、この「気付く」「知る」「目線が外向きになる」みたいな感覚が気持ち良くてスルスル文章が入ってくる。軽めのエッセイを読みたい人にお勧め。