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3件
猫は仕事人
著者 高橋由太
春爛漫。江戸は本所深川で、三味線の音を聞きつつ駄猫ライフ満喫中の化け猫のまるに、町娘姉妹の悲話が降りかかってきた。悪い奴らに騙されて、骨までしゃぶられる人間たちを見て、「ゆるせない!」と仲間だった化け猫たちも立ち上がる。まるはもう裏の〈仕事人〉稼業はやめたはずだったけれど――。痛快シリーズ第1弾!
猫はおしまい
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猫は大泥棒
2015/11/11 20:09
猫視点の軽い時代小説。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫の飼い主が元同心で、そのつながりから事件に関係していく展開。お気楽に楽しめるといえば楽しめるし、安っぽいといえば安っぽい。読みごたえや満足感は、あまりない。同心上役がオネエでアクの強いキャラではあるが、愛嬌があるというよりは空回り気味。猫が完全に人間に化けてしまえるという設定もいまいち。猫がらみの話にするのはいいが、行き過ぎると白ける。
猫はおしまい
2018/06/02 15:56
猫はかしこい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:naoami - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻。手首を切って持ち去る猟奇的な辻斬りに対する一話モノ。冒頭、まるの憑依で辻斬りを追い詰めるも発作の為心臓の病に倒れ、同心を引退せざるを得なかった平四郎。逆に手首斬りから狙われることに。まるも、平四郎の容態に責任を感じ、仲間の猫と共に引退か。一見、単純な1:1の構図に見えるが、敵方にも裏があり読み応えにつながっている。追い詰められた平四郎だが、元昼行灯同心とは思えぬ「生身の」切れ味を見せてくれる。その原動力がまるではなく、娘への愛というところが泣かせる。子を想う、孫を想う気持ちがラストに心地よい余韻。
猫は剣客商売
2017/04/16 21:09
表紙買いしましたが
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふてぶてしそうな猫の絵に惹かれて つい買ってしまいました。ですが展開がとにかく強引過ぎてついていけませんでした。